毎日新聞 2025/2/28 09:52(最終更新 2/28 09:57) 845文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷開幕した企画展「ユネスコ『世界の記憶』登録候補 広島原爆の視覚的資料-1945年の写真と映像」会場で、展示された写真を見る入館者=広島市の原爆資料館で2025年2月28日午前9時17分、佐藤賢二郎撮影 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶(世界記憶遺産)」への登録を申請した広島原爆の記録写真など約140点を紹介する企画展「ユネスコ『世界の記憶』登録候補 広島原爆の視覚的資料―1945年の写真と映像」が28日、広島平和記念資料館(原爆資料館、広島市中区)の東館1階企画展示室で始まった。会場を訪れた人々は原爆被害の惨状を伝える写真に見入っていた。9月16日まで。 ユネスコへの共同申請者は、広島市と毎日新聞社など計6者。企画展では、米軍が原爆を投下した1945年8月6日~同年末に報道記者や軍関係者、市民らが撮影した写真1532点・動画2点のうち88点と、関連する新聞記事や実物資料など約50点が並ぶ。Advertisement そのうち毎日新聞社所蔵の写真は12点。8月9日に広島入りした国平幸男記者(故人)が撮影した顔や右腕を負傷した少女や、爆風で鉄骨がねじ曲がった呉服問屋・小田政(おだまさ)商店、倒壊した広島城天守閣などの写真が展示されている。 入場無料。問い合わせは同館(082・241・4004)。【武市智菜実】「後世に引き継ぐ使命を再確認」原爆資料館の石田芳文館長原爆資料館の石田芳文館長=広島市中区で2024年4月22日午後4時30分、根本佳奈撮影 核兵器の使用による壊滅的な被害を一目瞭然で伝えてくれるのが、写真や映像が持つ力だ。 原爆投下から80年を迎えて被爆者の高齢化が進み、体験を直接聞くことが難しくなっている中で、写真や映像は人類共通の大切な財産。連合国軍総司令部(GHQ)による報道規制(プレスコード)がありながら、報道機関などが記録を大切に残していただいた意義を今回の企画展で改めて感じ、それを後世に引き継いでいく資料館の使命を再確認させられた。 資料館は2024年度の入館者が初めて200万人を超えた。不安定な世界情勢を反映し、80年前に何があったのかを知ろうと、海外からも大勢が広島を訪れている。こうした写真や映像を初めて見る方も多いはずだ。原爆被害に対する新たな視点を得ることで、核兵器はあってはならないものだと認識してほしい。【聞き手・宇城昇】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>