朝日新聞記事米田優人2025年2月27日 16時44分和解成立について記者会見で説明する「ワールド女子プロレス・ディアナ」の不破大志さん(左)と代理人弁護士=2025年2月27日午後、東京・霞が関、米田優人撮影 女子プロレス団体「ワールド女子プロレス・ディアナ」(川崎市)と所属選手が、体の一部を強調した画像をSNS上に繰り返し投稿されたとして投稿者に賠償を求めた訴訟があり、東京地裁で和解が成立した。団体側が27日に明らかにした。 和解は17日付。団体側によると、和解条項は、投稿者が団体と選手に、著しい迷惑や精神的苦痛を与えたことを反省し謝罪する▽団体と選手に解決金計100万円を支払う▽今後は団体主催の興行に立ち入らない▽他団体の興行に、ディアナの所属選手が出場する場合も試合中は会場から一時退出する――などの内容という。 訴状によると、ディアナ側は、女子選手の尻や股間を強調するような画像が2023年にX(旧ツイッター)に繰り返し投稿され、選手が精神的苦痛を受けたと主張。「選手を助けないのか」「いつまで発信者を会場に入れるんだ」などの苦情が寄せられて営業権を侵害された、とも訴えていた。 ディアナの不破大志経営企画部長は会見で「選手のパフォーマンスに関わる問題で、選手には余計なことを考えさせずにプレーさせてあげたいと思っている。厳しい制裁よりも、今後同様のことが起きないように啓発したい思いが強かった。(和解成立は)一定の抑止力になるのではないか」と語った。この記事を書いた人米田優人東京社会部|東京地裁・高裁専門・関心分野司法、刑事政策、消費者問題、独禁法関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ2月27日 (木)国民民主、与党案を拒否兵庫維新、県議2人を処分「ヘイト本」は置かなかった2月26日 (水)高校授業料の無償化に合意ウクライナ戦闘終結決議採択「進研ゼミ」生成AIを搭載へ2月25日 (火)ドイツで右翼躍進、第2党に立憲民主、「埋没」に危機感陥没事故後、各地で不審電話2月24日 (月)ウクライナ侵攻から3年SNSなりすまし 一斉提訴へ米軍の制服組トップを解任トップニューストップページへ「諦めるしかねえもんな」焼失した地元 津波で失った人々 山林火災15:552024年に生まれた子ども72万988人、過去最少 9年連続で減14:00「電気も水も来ん。もうここには…」地震と雨で被災、集団移転を要望13:02前時津風親方逮捕、偽の駐禁除外標章掲げた疑い 「違反逃れるため」12:00【速報中】藤井聡太名人「理想の新入社員」に照れ笑い 局面は瞬時15:57「世界を変えたかったが、シッターが…」 社会への関わり、阻むのは15:00