川内原発訴訟、憤る弁護団 「判断放棄の判決」「長い闘いの分岐点」

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朝日新聞記事有料記事八尋紀子 奥村智司 2025年2月22日 7時00分判決を受けて会見する弁護団ら=2025年2月21日午後5時10分、鹿児島市、小宮路勝撮影 原子炉施設に具体的危険性があるとはいえない――。九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の運転差し止めなどを求めて、地元住民らが提訴してから約13年。21日の鹿児島地裁判決では、原告側の主張がことごとく退けられた。弁護団は判決後の会見で「断じて許容できない」と控訴する方針を示した。 判決は争点の原発の安全性について、「社会通念を基準に判断すべきだ」と指摘。国の原子力規制委員会の新規制基準に適合した原発は、安全性を備えていると「一応推認するのが相当」とした。その上で、地震や火山などをめぐって「具体的危険性があるとはいえない」と述べた。 また、こうした判断を踏まえて、原告側が重大な欠陥があるとした避難計画について、「実効性の欠如の有無にかかわらず具体的危険性があるとはいえない」とした。 原告弁護団の森雅美共同代表…関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ2月22日 (土)生鮮食品の値上げ、鮮明にオンラインカジノ 摘発増加ファラオの墓、発見2月21日 (金)トランプ氏が「独裁者」と批判「特技生かせる仕事」と勧誘維新2県議、立花氏に情報提供2月20日 (木)私立の支援金、増額で合意へ米関税、車に「25%程度」苦境に立たされる老舗書店2月19日 (水)「原発回帰」鮮明、閣議決定女児に性的暴行、無期懲役「水素焙煎」コーヒー量産へトップニューストップページへ維新とり込みヤマ場越えた政権 与党幹部「国民民主とは歩み寄れぬ」21:05百条委の報告書案、維新の意見削除へ 「通報者探索やむを得ず」など22:003連休も大雪注意、2度目のピーク 日本海側で局地的な降雪も19:00膵がんになった救急医がめざした公平、「また会えたら」は叶わないが7:00受験のため?文京区で外国籍の子増加 「3割が中国人」の不動産屋も17:00荷物専用新幹線 今秋つばさでデビュー 開業以来初5:00