毎日新聞 2025/2/22 06:30(最終更新 2/22 06:30) 755文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷猫=錦織祐一撮影 猫は人間の食事のにおいがする空間のほうが苦痛を感じる――。AI(人工知能)企業と大学教授らによる調査でそんな結果が出た。専門家は「猫に刺激的なにおいを嗅がせないことが大切だ」としている。 2月22日の「猫の日」にちなみ、猫が快適にすごせる住環境を考察しようと、不動産会社のオープンハウスグループがIT企業「Carelogy(ケアロジー)」に依頼。帝京科学大学の岩花倫生教授(動物臨床検査学)らが協力した。Advertisement 調査では、ケアロジーが提供するAIアプリを活用した。写真から猫が感じる痛みを検知できる仕組みで、室内で飼育されている猫1026枚の写真を分析。人間の食事などのにおい、場所、日当たりの3項目の環境差を比較、分析した。 人間の食事のにおいが「しない空間」で撮影された猫のうち、アプリで「痛みなし」となった猫は65・62%で、「する空間」に比べて、約6ポイント高かった。 場所別で比べた「痛みなし」の猫の割合は、キャットタワーなど高い場所のほうが、地面に近い場所よりも約8ポイント高かった。一方、日当たりの良しあしでの差は約2ポイントにとどまった。 岩花教授は「加齢とともに高い場所に上れなくなる猫も少なくない」と指摘。猫が快適にすごせる住環境について、刺激的、特殊なにおいを出さない▽階段の段差を狭めたり、経由地を設けたりする――など工夫することを提案している。 アプリ開発は、日本大学との共同研究で、猫の顔写真約6000枚を収集。カナダのモントリオール大が提唱する手法に基づき、耳の傾き方や目の開き具合など5項目を点数化して痛みの有無を判断し、その結果をAIに学習させた。これまでに累計で70万枚を判定し、AIに再学習させていることから、猫の痛みは「95%以上」の精度で判定できるとしている。【松山文音】あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>