AppleがMacBookの新ラインとして、iPhone用のチップを搭載した、より低価格なモデルを開発中だとの噂が報じられています。Apple製品のアナリストMing-Chi Kuo氏による情報で、ある程度の信頼性はあると思われます。この情報よると、新型MacBookは、iPhone 16 Proシリーズと同じA18 Proを搭載した13インチモデルでmacOSが動作し、iPad(無印)と同じ、ブルー/イエロー/ピンク/シルバーカラーで構成。2025年Q4〜2026年Q1に量産が開始するとのことです。価格は米国で699ドル〜799ドル(単純計算だと約10〜11.5万円)、教育機関向けの割引価格は599ドル〜749ドルになる可能性があるとされているものの、その代償として次のような機能が犠牲になる可能性があるとされています。RAM:8GB(Airの16GBよりダウングレード)ポート数減(USB-Cが1基になる可能性)Touch ID省略Center Stage非対応カメラバッテリー容量の縮小特にTouch IDが非搭載になることに関しては、一部ユーザーからの抵抗があると予想されています。価格面での競争力は本当にあるのか?なお、米国内ではMacBook Airの過去のモデルが、この新モデルに近いセール価格で販売されている模様です。M1 MacBook Airは649ドル、M3 MacBook Airは699ドル、M4 MacBook Airは849ドルなどです。新モデルが実現した場合、これら既存のMacBook Airが最大のライバルとなるのかもしれません。新モデルに関しては、Appleがどこまでスペック削減を抑えつつ、低価格化を実現できるのかが成功の鍵になるとみられています。成功すればAppleの新たな市場が拡大することになりますが、「見た目だけが似た割高な製品」になってしまえば、ユーザーの期待を裏切る可能性もあります。[via 9to5Mac]