悪石島と小宝島から46人が避難 寮生らも 6日も震度5強が2回

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毎日新聞 2025/7/6 20:58(最終更新 7/6 20:58) 981文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷十島村の職員らに出迎えられ、フェリーを下りる悪石島と小宝島から避難してきた住民ら=鹿児島市の鹿児島港で2025年7月6日午後5時44分、山口響撮影 強い地震が続く鹿児島県十島村の悪石(あくせき)島と小宝(こだから)島の住民計46人(0歳~90代)が6日、村営フェリーで鹿児島市に自主避難した。4日に島外避難した悪石島の住民13人に続く第2陣。3日に震度6弱を観測した悪石島では6日午後にも震度5強の地震が2回あった。けが人や建物被害はなかった。気象庁は震度6弱程度の揺れに引き続き警戒するよう呼びかけている。 第2陣で避難した住民の内訳は悪石島31人、小宝島15人。悪石島の南西約40キロにある小宝島でも2日に震度5弱を観測するなど強い揺れが続いており、第2陣に加わった。Advertisement小宝島から鹿児島港に到着後、取材に応じる斉藤星さん=鹿児島市で2025年7月6日午後5時52分、山口響撮影 フェリーは6日朝に小宝島と悪石島で避難者を乗せて出発し、午後5時40分ごろに鹿児島市の鹿児島港に到着。避難者は村が手配した市内のホテルなどに滞在する。小宝島の斉藤星(ひかる)さん(48)は親元を離れて島で暮らす小中学生の寮で寮監を務め、自身の家族や寮生と共に避難した。鹿児島港に到着後、「昼夜を問わず、体に感じる地震が多い。児童生徒をたくさん預かっているので不安だった。離島では何かが起きた時に救助などに時間がかかる。避難ができて安心している」と語った。 悪石島からの避難者は第1、2陣で計44人になった。十島村の久保源一郎村長は6日、第1陣で避難した人と鹿児島市内のホテルで面会した。避難者は「ゆっくり休めた」などと話していたという。村によると、悪石島で23人、小宝島で41人の住民が島内に残っている。 強い揺れは6日も続き、午後2時1分と同7分に悪石島で震度5強を立て続けに観測した。気象庁によると、震源地はいずれもトカラ列島近海で、震源の深さは1回目が21キロ、2回目が23キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は1回目が4・9、2回目が5・5と推定される。 気象庁は6日、記者会見を開き、地震津波監視課の海老田綾貴課長が「一連の地震活動の中で、休みなく地震が起きている。今は、特に活発な時期だ」として警戒を呼びかけた。 トカラ列島近海で6月21日以降に観測された震度1以上の地震は、7月6日午後3時までに1500回(震度6弱が1回、5強が3回、5弱が3回、4が34回、3が110回、2が369回、1が980回)。この海域では過去にも数週間で数百回の地震が起きたが、今回は観測史上最多となっている。【山口響、取違剛、渡辺諒】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>