毎日新聞 2025/6/2 08:00(最終更新 6/2 08:00) 有料記事 1646文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷米穀店に張られた紙。玄米の確保が難しく、新規客にはコメを販売していないことを伝えている=福岡市西区で2025年5月29日午前9時23分、平川昌範撮影 米価の高騰に歯止めがかからない中、随意契約による政府備蓄米の店頭販売が関東などで始まった。「店頭で5キロ2000円程度で並ぶ」との小泉進次郎農相の宣言の下、全国の小売店では備蓄米を求める客の列ができた。「少しでも安いコメを」と消費者の期待は高まるが、コメ全体への値下げ効果は不透明だ。一方、田植えを控えた農家からは「安さばかりを求められても」と困惑の声も。「早さ」「安さ」優先の米価対策の先にあるものとは。 「玄米がなかなか入荷できない。まさかこんなことになるとは」。福岡市西区の姪浜小田部(こたべ)米穀店の2代目、西嶋幸弘さん(37)は戸惑いを隠さない。店では十分な量の玄米を確保できず、店先には「新規のお客様への提供はしていません」と知らせる紙を張っている。 異変が起きたのは2023年産米からだ。継続的に仕入れていた卸売業者から入荷が滞り始め、それまで卸値を聞いて安い業者を選んでいたのが、米価が上がるにつれ卸売業者側から「いくらまで出せますか」と足元を見られ…この記事は有料記事です。残り1212文字(全文1646文字)あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>