観光白書で言及「帰る旅」プロジェクト 豪雪地域に客を呼ぶ秘策

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毎日新聞 2025/5/31 12:00(最終更新 5/31 12:00) 794文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷帰る森に参加した観光客と小野塚敏之さん(後列中央)=小野塚さん提供写真一覧 27日に閣議決定された2025年版観光白書では「第二のふるさと」のように、愛着を持った地域にふらっと帰りたくなるような体験ができる「帰る旅」が紹介された。 新潟、群馬、長野の3県7市町村にまたがる豪雪地域が連携する一般社団法人「雪国観光圏」と、リクルートが共同で取り組む。Advertisement 帰る旅のシンボルマークはツバメ。「居心地がいい場所を見つけ、何度もその土地に帰ってくる」ことを意味する。 観光白書によると、国内旅行市場は長期的に縮小傾向にあり、雪国ではスノーシーズンに旅行需要が偏っている。帰る旅プロジェクトに賛同する観光地や宿泊施設は、旅行者が何度も訪れたいと思うコンテンツづくりを目指している。 新潟県南魚沼市の古民家ホテル「ryugon(龍言)」は、森の保護と価値創造を兼ねた参加型の活動「帰る森」を実施している。 帰る森は、南魚沼市に位置する標高634メートルの坂戸山で大きくなってしまった木々や枝を剪定(せんてい)したり、ホテルのテラスに植樹したりする活動だ。 小野塚敏之支配人は「人の手が行き届かなかった森に、適度に人の手が入ることで、さまざまな自然循環の変化を感じられるようになった」と語る。古民家ホテル「ryugon(龍言)」の小野塚敏之支配人=本人提供写真一覧 間伐を行ってからは森に光が差し込むようになった。池にはコイが繁殖し、サワガニやトンボなどの水生昆虫も多く見られるようになり、それを捕食する野鳥も見られるようになったという。 所要時間は5時間ほど。体験した観光客からは「気分転換になり、作業にも没頭できた。ここに来て、スタッフや地域の方々と話せることが楽しい」という感想が寄せられた。森や植栽の成長を見届けるために「帰ってくる」観光客がたくさんいるという。 小野塚さんは「宿泊するだけではなく、その土地に関わりたい方も多くいる。地域で人手が足りないところを一緒に作業していただくことで、地域に愛着を持ってもらえたら」と話した。【杉田寿子】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>