「般若心経」初公開 ダウン症の書家・金澤翔子さん、妙心寺で展覧会

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毎日新聞 2025/5/31 11:30(最終更新 5/31 11:30) 774文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷席上揮毫した「飛翔」の書とともに記念撮影する書家の金澤翔子さん(左から4人目)と母泰子さん(同5人目)=京都市右京区で2025年5月30日午後1時18分、大東祐紀撮影写真一覧 ダウン症の書家・金澤翔子さん(39)の展覧会が30日、京都市右京区の臨済宗妙心寺派大本山・妙心寺で始まった。節目の年ごとに書いてきた「般若心経」や、母泰子さん(81)への感謝をつづった手紙の書作品など約100点を展示。母娘二人三脚の歩みを書を通じて振り返ることができる。6月15日まで。大勢のファンの前でマイケル・ジャクソンの踊りを披露する書家の金澤翔子さん=京都市右京区で2025年5月30日午後1時21分、大東祐紀撮影写真一覧 金澤さんは生まれて間もなく敗血症にかかり、ダウン症と診断された。5歳の時に書家だった泰子さんの手ほどきで書道を習い始めた。10歳で般若心経を書き、20歳で東京・銀座で初個展を開催。2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」の題字を手掛け、30歳の15年にはダウン症への理解を深めようと国連本部でスピーチし、泰子さんへの感謝の手紙を読み上げた。Advertisement 今回は「共に生きる」などの過去の名作とともに、40歳の節目を前に11隻(せき)もの屏風(びょうぶ)に書き上げた大作「般若心経」を初公開。国連で読んだ手紙も4隻の屏風で作品化した。 お母様泣かないで お母様が寂しくないように 夜になったら 私が月になって お母さまを照らして 声をかけますね金澤翔子さんが40歳の節目に11隻もの屏風に書き上げた「般若心経」=京都市右京区で2025年5月30日午後2時8分、大東祐紀撮影写真一覧 屏風に力強く書かれた母への感謝の言葉の数々を鑑賞できる。 この日は約300人のファンが見守る中、「飛翔」と席上揮毫(きごう)。その後、憧れのマイケル・ジャクソンの踊りを披露し、喝采を浴びた。最後には「(大勢)来ていただいたことが本当にうれしくて」と感極まった。 6月12日に40歳の誕生日を迎える金澤さんは取材に「元気とハッピーと感動を与えるために心を込めて書きました」と笑顔。泰子さんは「40年、いろいろあったが、とても幸せになれた。苦しんで良かったなと思うくらい、幸せになった」と感慨に浸っていた。 午前9時~午後4時(最終入場は午後3時半)。一般1000円、中学生以下700円、障害者無料(妙心寺拝観料含む)。【大東祐紀】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>