毎日新聞 2025/6/8 18:32(最終更新 6/8 18:32) 983文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷【Honda熊本-KMGホールディングス】第2代表決定戦を制して喜ぶHonda熊本の選手たち=小郡市野球場で2025年6月8日、玉城達郎撮影第96回都市対抗野球大会九州2次予選・第2代表決定戦(8日、福岡・小郡市野球場)○Honda熊本6―1KMGホールディングス●(Honda熊本は2年ぶり18回目の出場) 全国の強豪を驚かせるほどの持ち前の強打が戻ってきた。初戦を落として後がなくなったHonda熊本は、4連勝で第2代表決定戦まで勝ち上がり、最後は3本塁打の一発攻勢を見せつけて最終枠に滑り込んだ。 まずは一回2死から3番・山本卓弥選手がカットボールを捉え、右翼席へ先制ソロアーチ。三回2死三塁の第2打席では「相手はオープン戦でも対戦した投手。どんなボールが来るか分かっていた」との読み通りに直球を振り抜き、再び右翼席に運んだ。自身も「多分人生で初めて」と驚く2打席連続本塁打で主導権を握った。Advertisement 八回には8番・丸山竜治選手の左越え2ランでダメを押した。豪快なアーチの競演に渡辺正健監督も「うちらしく、勢いのある攻撃ができた」と満足げだった。 昨年は都市対抗大会の連続出場が「8」で途絶え、秋の日本選手権でも初戦で敗退した。オフはより一層のフィジカル強化に着手。投手も野手も同じメニューをこなし、体を大きくした上で持久力や瞬発力も伸ばそうと、さまざまな形のウエートトレーニングに取り組んだ。 渡辺監督は「冬は(選手から)バットやボールを取り上げてずっとバーベルを持ち上げさせていた。食事面でもゆで卵を一冬で2000個食すぞ、という感じで見直した。ベンチプレスの平均が130キロなんてチーム、他にはないでしょ」と笑う。 厳しい練習で培った筋肉はうそをつかなかった。初戦で宮崎梅田学園に黒星を喫して第2代表決定トーナメントに回ったが、そこから破竹の5連勝。その5試合でチームが放った本塁打は稲垣翔太選手が3本をマークするなど計10本に上った。 山本選手は「フィジカル強化のおかげでパワーはもちろん、体力がついて連戦でも疲れにくくなった」と土壇場から盛り返した要因を振り返った。 長打力に注目が集まるが、投手陣は力強い球を投げ込み、守備でも下半身をしっかり使った動きで安定感が増した。 渡辺監督は「本塁打に目がいきがちだが、打線は水もの。投打や走攻守、すべての面で体を鍛えてきた成果を示して、一つでも上に勝ち上がりたい」。東京ドームでもムキムキでパワー全開のHonda熊本から目が離せない。【角田直哉】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>