「投げ銭」スパチャは政治資金? 「ネットどぶ板」追いつかぬ法制度

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柿崎誠柳澤一男毎日新聞 2025/6/7 05:00(最終更新 6/7 05:00) 有料記事 2118文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ユーチューブ配信についてインタビューで質問に答える国民民主党の玉木雄一郎代表=東京都千代田区で2025年6月3日、小林努撮影 「カエルの声をバックグラウンドにしてお届けしたいと思います。今夜もよろしくお願いします」 5月10日夜、ゆったり始まったユーチューブの生配信。国民民主党の玉木雄一郎代表は香川県の実家にいた。田んぼに囲まれた一室で、ラフなジャージー姿で1人カメラに向かった玉木氏は自身のチャンネルで、今夏の参院選後の連立構想や消費税減税などについて次々と質問に答えた。チャンネル登録者数は58万人と、国会議員の中で突出した数を誇る。 画面の端のコメント欄には視聴者から送金されたスーパーチャット(投げ銭)が次々と表示された。「高額のスパチャをいただきました」。玉木氏は感謝の言葉を口にする。金額は数百円から数万円と幅広く、コメント欄の色が金額に応じて変わる。玉木氏は額が多いスパチャに伴う質問を優先して読み上げ、答えていた。東京都議選(6月13日告示、22日投開票)に参院選が続く〝選挙の夏〟が近づいてきました。2024年は衆院東京15区補選の選挙妨害や東京都知事選での選挙ポスター枠「販売」、兵庫県知事選での「2馬力」などが話題になりました。動画配信やSNSの隆盛を背景に、選挙が全国的に変わってきています。令和の選挙のありようをひもときます。 全3回の第1回。第2回・増える通称名候補=8日午前5時アップ予定第3回・石丸現象に続く異例の戦術=9日午前5時アップ予定 昨年ごろから政治活動や選挙運動を動画で配信する動きが広がり、投票行動にも影響を及ぼしている。東京都選挙管理委員会による世論調査では、昨夏の都知事選でユーチューブなどの動画を参考にした人は2020年選の倍の23・5%に増えた。スパチャを扱う政治家や候補者も増え始めてきた。玉木氏はその先駆けの一人だ。「切り抜き」も推奨 「背に腹を代えられない。永田町のユーチューバーになる」 旧国民民主党が結成された18年、政党支持率は0%台と冷やかされ「大手メディアはほとんど取り上げなかった」と玉木氏は振り返る。 代わりに始めたのがユーチューブなどインターネット上での情報発信。昨年の衆院選では「手取りを増やす」とのキ…この記事は有料記事です。残り1239文字(全文2118文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>