毎日新聞 2025/6/7 15:30(最終更新 6/7 15:30) 751文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷発電事業が廃止される見通しとなった米子バイオマス発電所=鳥取県米子市大篠津町で2025年6月6日午後2時50分、渕脇直樹撮影 「米子バイオマス発電所」(鳥取県米子市)について、運営会社は6日、発電事業を廃止すると市や地元住民代表に伝えた。2023年9月に爆発を伴う火災が発生したため、運転を停止していた。再開を目指したが、燃料費高騰や物価高などを考慮し、事業継続は困難と判断。年内にも発電事業の廃止届を国に提出する方針だ。 発電所は和田浜工業団地に立地し、中部電力や東急不動産など5社でつくる「米子バイオマス発電合同会社」が運営する。木質ペレットとパームヤシの搾り殻を燃やして発電し、出力は5万4500キロワット。税収や雇用が見込めるとして、市や県も周辺整備などの支援をした。Advertisement 22年4月に商業運転を開始したが、23年5、7月に燃料タンクなどで火災が発生。さらに同年9月に爆発を伴う火災が起きたことから、市は「周辺住民に大きな不安を与えている」として運転停止を要請した。 運営会社は、爆発事故後に事業の継続を検討したものの断念。現在は廃止に向けて、機器類のさび防止作業を中止し、油脂や薬品類の抜き取り作業を進めているという。 運営会社は6日に発電所で地域協議会を開いて、廃止決定を地元住民の代表に示した。その後、報道陣の取材に応じた中部電力再生可能エネルギーカンパニーの大橋英二課長は「爆発事故を起こし、地域住民には深くおわびする。事業継続を検討してきたが、採算、事業性確保の見通しが立たない」と説明した。 発電所の周辺では、騒音被害を訴える声が住民から上がっていた。稼働期間がわずか1年あまりでの廃止決定について、地域協議会の会長を務める吉岡元さん(82)は「良かった。地域住民も納得してくれるはず」と安堵(あんど)の表情で話した。 バイオマス発電を巡っては、北海道や愛知県、山口県など各地で火災が発生している。【渕脇直樹】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>