佐々木八段の本領発揮 藤井名人が認めた一手 A級順位戦観戦記

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毎日新聞 2025/6/8 07:30(最終更新 6/8 07:30) 有料記事 4045文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷A級順位戦最終局を終え、記者のインタビューに答える佐々木勇気八段=静岡市葵区の浮月楼で2025年2月27日、新宮巳美撮影 △佐藤天彦九段(対局時6勝2敗)の名人挑戦者決定が懸かったA級順位戦最終局の▲佐々木勇気八段(同4勝4敗)戦。三間飛車を選んだ佐藤九段がペースを握りかけたが、駒得から徐々にリードを広げて完勝した佐々木八段の強さが光り、挑戦者決定を許さなかった。藤井聡太名人が「▲2二角が印象に残った」と言った一手を中心に、藤原直哉七段が観戦記で解説する。第1譜(1―29)▲2六歩  △3四歩1 ▲7六歩  △4四歩1▲4八銀1 △9四歩1 ▲9六歩4 △3二銀2▲5八金右1△4三銀1 ▲5六歩2 △3三角1▲3六歩7 △3二飛3 ▲6八玉2 △6二玉▲7八玉  △7二玉  ▲2五歩2 △8二玉▲4六歩4 △7二金6 ▲4五歩13 △4二飛1▲4四歩3 △同銀   ▲3七桂  △6二銀2▲4五歩31(第1図)(持ち時間各6時間 消費▲1時間10分△19分)静岡での決戦 2月27日、A級順位戦最終局一斉対局。将棋界の一番長い日が、静岡市葵区の浮月楼で行われようとしている。 明輝館2階「羽衣の間」にまず佐々木勇気八段が現れた。3連勝スタートだったが、後半3連敗と失速。佐々木は体力が持たなかったと言う。来期のためにも、勝って弾みを付けたいところだ。 定刻11分前に佐藤天彦九段が上座に着いた。勝てば名人挑戦が決まる。前日の囲み取材で佐藤は「居飛車の研究から降りて振り飛車を主体に戦い、今期は出来過ぎの結果だと思う。伸び伸びと指して、ファンの期待する声に応えたい」。 十数人の報道陣が見守る中、立会人・青野照市九段の合図で対局が始まった。 4手目△4四歩に、佐々木は早くも予想が外れた。角交換型の振り飛車を想定していたのかもしれない。それでも…この記事は有料記事です。残り3329文字(全文4045文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>