AKB48衣装担当が明かす アイドルを輝かせる赤いチェックの方程式

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毎日新聞 2025/6/8 11:00(最終更新 6/8 11:00) 有料記事 2855文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷クリエイティブディレクターの茅野しのぶさん=東京都品川区で、小林努撮影 アイドルグループ「AKB48」といえば、制服のような赤いチェックの衣装を思い浮かべる人も多いだろう。大人数の女性グループが珍しかった20年前の結成時、その衣装はどのようにして生まれたのか。彼女たちを一層、輝かせる秘密とは。衣装担当のクリエイティブディレクター、茅野しのぶさんに聞いた。結成当初は観客数人も 「最初のメンバーは20人でしたが、衣装の担当は1人でした。縫製は工場にお願いしても、装飾や細かい縫い合わせは私。その時代はまだ人気が出る前だったのに、なんでこんなに忙しいの、と思いました」。メンバーとたいして年が違わなかった茅野さんが振り返る。 その後、一世を風靡(ふうび)するAKB48だが、結成からしばらくは会場の観客が数人の日も。アンコールの声がかからず、茅野さんが客席に走って声を張り上げたこともあったそうだ。 「会いたかった」でメジャーデビューする前は、総合プロデューサーの秋元康さんが教授を務めた京都造形芸術大(現・京都芸術大)の学生がデザイン画を描いた。「中高生のメンバーが多く、等身大の心情を歌っていたので楽曲に合うようにと、制服のデザインになったようです」「360度かわいい」世界観 そのころは、デザイン画を基に衣装を作り上げるのが茅野さんの役割。アイドルの衣装にはきらびやかなものが多く、学校の制服を衣装としてみせるには何が必要なのだろう。悩んだ茅野さんが行きついたのが「360度かわいい」という世界観だ。「普通の制服では街中の子たちが歌って踊る雰囲気になってしまう。動いた時にかわいく見えることが必要だと思いました」 「スカート、ひらり」の衣装では、一般的な制服と違って動いた時にスカートがふわっと開くように布の裁断の仕方を工夫した。基本的に生地は同じ色でも襟はサテン、フリルはジョーゼットなど織り方が異なり、風合いの違うものを組み合わせた。布の縁取りにも厚みを持たせ、立体感を出した。メンバーに合わせ調…この記事は有料記事です。残り2049文字(全文2855文字)あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>