配給所の銃撃死者110人に イスラエル「夜間は軍事区域とみなす」

Wait 5 sec.

ガザ南部ハンユニスの東方で、イスラエル軍の空爆後に立ち上る煙=6日(AP=共同) パレスチナ自治区ガザ当局は6日、米国とイスラエルが主導し設立した「ガザ人道財団」の物資配給拠点で、イスラエル軍の銃撃を受けた住民8人が死亡したと発表した。配給が始まった5月27日以降の死者は計110人、負傷者は580人以上になったとした。イスラエル軍は、住民が殺到する拠点周辺を夜間は軍事区域とみなすと警告した。 イスラエルメディアによると、ガザ人道財団は6日、安全確保のため活動を一時中断したが、24時間で約47万1000食を配給したと表明。国連パレスチナ難民救済事業機関は、未明に配給拠点周辺で住民が銃撃されているとして「安全かつ大規模に配給できるのは国連だけだ」と訴えた。(共同)