「この世界の片隅に」の原画も 漫画家・こうの史代さん初の大規模展

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毎日新聞 2025/6/8 15:00(最終更新 6/8 15:00) 1019文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷8日開幕する原画展を前に、こうの史代さんが30年間の漫画家生活などについて語った=京都府福知山市岡ノの佐藤太清記念美術館で2025年6月7日午前11時38分、庭田学撮影 京都府福知山市在住の漫画家、こうの史代さん(56)の漫画家生活30周年を記念した原画展が8日、福知山城そばの佐藤太清記念美術館で始まる。代表作「この世界の片隅に」などの原画500枚以上が、7月27日まで前・後期に分けて展示される。こうのさんは「一人の人間のライフヒストリーとして見ていただければ、おもしろいと思います」と話している。市内では6月、こうのさんのライブペインティングも開かれる。 こうのさんのデビュー以降を網羅した初の大規模展で、全国を巡回する。漫画作品は、1話の全ページが読めるように工夫されている。原画の欄外に「遅れましてすみません!」といった編集者へのメッセージや、「今は呉のホテルです」「今どこに居ると思う?近所の喫茶店だよ!」などと、こうのさんの「日記」が書かれている作品もある。Advertisement 自費出版した2003年の「夕凪(ゆうなぎ)の街」など、貴重な自主制作本のほか、絵本原画、作品のコンテやメモなども見ることができる。ペンや筆、古い筆箱、財布、マグカップなど、こうのさん愛用の品々も並ぶ。 会場では、福知山の風景が登場する最新作「空色心経」を、こうのさんが制作する様子を記録した映像が放映されている。 美術館近くの別会場「福知山鉄道館フクレル」では、主にデビュー前の作品を紹介。5歳の時に段ボール紙に描いた絵、高校生時代にルーズリーフに描いた漫画、高校美術部OB展に出品した絵画などが展示されている。 原画展の開幕を前に7日、メディア向け内覧会があった。こうのさんは「漫画家は、なるのも大変だけれど、続けることも難しいと言われる。自分の道を見失うこともある。私はやりたいことをやってこられて、運が良かった」と30年を振り返った。こうのさんは広島市出身。2016年から夫の故郷・福知山市で暮らしている。 美術館入館料は一般720円、小中学生350円。鉄道館は別途入館料が必要で、一般500円、小中学生250円。いずれも午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)。火曜休館。 美術館の後期展示は7月9日からで、同7日は休館。鉄道館の展示替えはない。 「こうの史代まちなかお絵かきプロジェクト」として、こうのさんのライブペインティングを開催。福知山城天守閣では6月15、16両日の午前11時ごろ~午後5時ごろ。入館料が必要。福知山シネマでは同29日午前11時ごろ~午後3時ごろ。来場者多数の場合は整理券が配布される。【庭田学】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>