続く教員の性暴力「由々しき事態」、文科省が緊急会議 私学にも課題

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朝日新聞記事有料記事植松佳香2025年7月10日 15時54分 盗撮など教員による子どもへの性暴力事件が相次いだことを受け、文部科学省が10日、緊急のオンライン会議を開いた。参加した都道府県と政令指定都市の教育長に、文科省は服務規律の徹底を強く求めた。 望月禎・初等中等教育局長が「非常に耳を疑う、教育界を揺るがすような大変由々しき事態。危機的な状況だと共有していただき、教師による性暴力の根絶をしなければならない」と述べた。教員による性暴力防止の緊急会議で話す文部科学省の望月禎・初等中等教育局長=2025年7月10日午後2時3分、文部科学省、代表撮影 未然防止の具体策にも触れ、第三者の目が届きにくい環境を減らす▽教師と子どもの密室状態をなくす▽指導には教師らが複数で関わる▽カメラを置けないよう教室などを無作為に点検――などを求めた。 教員をめぐっては、名古屋市と横浜市の市立学校教員が、女児の下着を盗撮し、画像などを共有した疑いで先月逮捕された。福岡県立高校の教員も勤務先で女子生徒の着替えを盗撮したなどとして先月逮捕された。 文科省はすでに、教師の服務規律の確保の徹底を促す通知を教育長宛てに出している。国立や私立の学校に向けても同様に担当部局に通知を出した。今後、担当者の会議などでも改めて適切な対応を求めるという。使うべき免許失効者データベース、私学は活用25%のみ 一方、私立の幼稚園や学校で…【はじめるなら今】記事読み放題のスタンダードコース1カ月間無料+さらに5カ月間月額200円!詳しくはこちらこの記事を書いた人植松佳香東京社会部|教育担当専門・関心分野子ども、教育、労働、国際関係関連ニュースこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月10日 (木)参院選後の連立 どの政党と?自民・鶴保参院議員が謝罪消防団員、報酬「上納」続く7月9日 (水)米、日本に関税25%増える日本の中高年社員市街地のクマへの発砲可能に7月8日 (火)東京都心 今年初の猛暑日PTA全国組織 会員100万人減体に入り込むプラ 影響に懸念7月7日 (月)被爆体験「伝えず」28.3%住民なりすまし 国が対策へマスク氏「アメリカ党」結成トップニューストップページへブラジルに突然の50%関税 動機はトランプ氏の「個人的な感情」?14:13トカラ地震「1週間で帰島」村が断念 次は「震度4が5日なければ」15:42プールサイドのマットが高温に 座っていた児童62人がやけど13:57関東甲信地方に線状降水帯の可能性、10日夕~夜 大雨の災害に警戒11:10トランクに1千万円 カルーセル麻紀さん、命がけの性別適合手術14:00SNS投稿が「球団批判」に 元広島選手「情報うのみにせず投票を」12:00