推しバスに飛行機も 推し活「応援広告」仕掛け人が語る急拡大の理由

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毎日新聞 2025/7/8 10:00(最終更新 7/8 10:00) 有料記事 3014文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷韓国では6月、デビュー12周年を迎えたBTSを祝い、メンバーの顔写真入りのラッピングバスが数多く走っていた=ソウル市内で2025年6月14日(読者提供) 好きなアイドルやタレントを応援する「推し活」。“推し”への熱い思いを表現する方法として、注目を集めているのが「応援広告」だ。 ファンが推しの誕生日やデビュー記念日を祝うために、自ら費用を出し合って、街頭ビジョンや駅構内に広告映像を流したり、バスや飛行機のラッピング広告を出したりする。 ファンが推しの魅力を広め、さらなるファンを生む応援広告は、770億円もの市場へ成長する可能性もあるという。なぜ急拡大したのか。推し活の新たなトレンドを追った。  <主な内容> ・「ファン仲間とお祝いしたい」 ・日本の「仕掛け人」が語る ・ファンの問い合わせ急増 背景は? ・推し活トレンド上位に急浮上 ・応援広告の出し方と費用は?「少しでも貢献できてうれしい」 韓国グルメやKーPOPアイドルのグッズ店などでにぎわう東京・新大久保。 6月中旬、JR新大久保駅から5分ほどの大通りに面した大型モニター「新大久保KービジョンⅠ」に、韓国の7人組人気音楽グループ「BTS」の映像が流れた。 「きゃー!」「ジミン、おかえり!」 沿道でスマートフォンを向けて待ち構えていたファンから歓声が上がり、通行人もつられるように大型モニターを見上げる。 映像にはこんな字幕が添えられていた。 「速報! BTSメンバー全員が除隊し帰ってきます!」 この映像は、所属事務所やスポンサーによる宣伝広告ではない。ファンらがクラウドファンディングで資金を集めた応援広告だ。 BTSは韓国男子に義務づけられている兵役のため、2022年からグループ活動を中止していたが、6月21日までにメンバー全員が除隊した。「完全体」での活動再開を待ち望むファンは多い。 「推しが映ったので思わず足を止めた。大きな画面で見られてうれしい」 この日、千葉市から母親と新大久保に遊びに来ていたファンの女性(21)は笑顔で語る。 クラファンに参加したという70代女性は、「メンバーがこの広告を見ることはないかもしれないけれど、ファン仲間と一緒にお祝いがしたくて初めて出資した。ほんの少しでも貢献できた気がして感無量です」と満足げに話した。韓国発祥「センイル広告」広がる そもそも応援広告という取り組みはどのように始まったのか。 日本で初めて応援広告に特化した広告代理事業を18年から展開する「センイルJAPAN」(福岡市博多区)の代表、増田雅人さん(32)によると――。…この記事は有料記事です。残り2012文字(全文3014文字)あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>