24色のペン毎日新聞 2025/7/8 06:00(最終更新 7/8 06:00) 有料記事 2901文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ニューヨーク市長選に出馬するゾーラン・マムダニ氏の選挙ポスター=ニューヨーク市クイーンズ地区で2025年6月28日、八田浩輔撮影 米国の最大都市ニューヨークで、初めてイスラム教徒の市長が誕生するかもしれない。ゾーラン・マムダニ氏、33歳。地盤も看板もかばんもないアフリカ東部ウガンダ生まれの移民で、社会主義的な理念を前面に掲げる。 秋の市長選に向けた6月の民主党予備選で、マムダニ氏は地元政界の大物アンドリュー・クオモ前ニューヨーク州知事を大差で降した。クオモ氏は新型コロナウイルス流行時、強いリーダーシップで連日迅速な情報発信に務め、「コロナ禍の英雄」と呼ばれた政治家だが、12ポイント差で大敗した。 「若い世代の多くは、政治的な勝利に慣れていません。最初は信じられなかったけど、まだ始まりに過ぎないと気づきました。人々は変化を望み、そのエネルギーは満ちあふれている。マムダニはそれを証明したのです」 市内に住むエンジニアのムアズ・チャウドリーさん(27)は、今回の予備選でマムダニ陣営の運動員として戸別訪問などを手伝った。大きな選挙にボランティアとして参加するのは初めてだったという。 2024年の米大統領選の完敗を受け、民主党とその支持者たちは党のあり方を問い直すさなかにある。「私たちの世代は特に旧態依然とした政治家像にうんざりしています。マムダニは民主党の主流派とは違う。彼は『民主党でも共和党でもない』と感じる若者の代弁者です」。そう語るチャウドリーさん自身もムスリムの移民で、マムダニ氏に自らを重ねている。 マムダニ氏は現職の州下院議員だが、24年10月に市長選出馬を表明した時点ではほぼ無名だった。躍進を支えたのは、…この記事は有料記事です。残り2249文字(全文2901文字)【前の記事】記録と記憶に触れ、とどめる=日下部元美関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>