天皇陛下、モンゴルコーセン見学 経済成長支えた日本の高専がモデル

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毎日新聞 2025/7/9 19:55(最終更新 7/9 19:55) 739文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷モンゴルコーセン技術カレッジで機械教室を視察される天皇陛下=ウランバートルで2025年7月9日午前10時40分(代表撮影) モンゴル滞在中の天皇陛下は9日午前、ウランバートルにある「モンゴルコーセン技術カレッジ」を訪問された。建設、機械工学などの技術者を育てる学校で、日本の高等専門学校(高専)をモデルに2014年に開校。陛下は生徒や教員に「どういう勉強が楽しかったですか」「素晴らしい研究成果ですね」などと声をかけて交流した。 陛下は、バスケットボールをシュートするロボットなど生徒が作った機械を見学。ロボットのアイデアや技術を競う「ロボコン」出場の話題では「いいですね」「難しそうですね」と笑顔を見せながら機械の動きを確認していた。Advertisement 近年の卒業生の約4割が日本で就職している。セルゲレン校長は「海外から技術が来るのを待っていてはいけない。(卒業生ら)若者が海外にも出て学び、ノウハウを持って起業してほしい」と期待した。 高専は5年一貫で技術者教育をする日本独自の教育機関。卒業した技術者は日本の高度経済成長を支えた。モンゴルでは豊かな地下資源がある一方、ものづくり分野に課題があり、1990年代以降に高専への留学生が増えていった。 日本留学の経験者を中心に高専制度をモンゴルに導入する動きが出て、14年以降に六つの「コーセン」が開校。日本の元教員たちが草の根で支援を展開してきた。ウランバートル市第149番学校に到着し、出迎えの児童から花束を受け取られる天皇、皇后両陛下=ウランバートルで2025年7月9日午後1時57分、後藤由耶撮影 支援団体「モンゴルに日本式高専を創る支援の会」代表理事でモンゴルコーセン理事長でもある井上徹さん(74)は陛下からねぎらいの言葉をかけられたといい「まだまだモンゴルのコーセンを改革していく余地はある。卒業生たちが両国の懸け橋になって活躍してくれると思う」と話していた。 この日は午後から皇后雅子さまも陛下に同行。日本の資金援助で建てられた公立の第149番学校やモンゴル日本病院を見学した。【ウランバートル山田奈緒】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>