恋するラグビー:難敵撃破の裏にリーチのリーダーシップ 審判との会話内容は?

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恋するラグビー毎日新聞 2025/7/10 07:00(最終更新 7/10 07:00) 1080文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷【日本-ウェールズ】試合に勝利して拳を突き上げる主将のリーチ・マイケル選手(左)=ミクニワールドスタジアム北九州で2025年7月5日、玉城達郎撮影 さすがの存在感だった。ラグビー日本代表のFWで主将も務めるリーチ・マイケル選手(36)は5日のテストマッチ、ウェールズ代表戦(ミクニワールドスタジアム北九州)で強烈なリーダーシップを発揮して、難敵から12年ぶりの勝利を収める、立役者になった。 スタンド上部の記者席からも、背番号「6」を背負ったリーチ選手が、試合中何度も主審と話し込む様子が確認できた。Advertisement スクラムが崩れた後や直前の反則でトライを取り消された場面、前半を終えてベンチに下がる時――。身ぶり手ぶりを交えながら、リーチ選手は頻繁にアルゼンチン出身の主審とコミュニケーションを取っていた。 「スクラムでは相手がステップアウトしている(正しく押していない)から、そこは見てほしいということを伝えました」 ラグビーは審判と選手が積極的に会話をすることで、問題点や注意点を理解し試合を円滑に進めていく。 後半、日本は低いスクラムでウェールズを圧倒し始めて反撃態勢が整う。リーチ選手は、試合前から「注目してほしい」と語っていた守りで強烈なタックルを連発し、ボールを持てば客席の「リーチ」のかけ声に合わせて大きく前進。攻守で好プレーを見せて、終盤の逆転劇につなげた。 エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「リーチがキャプテンシーを見せてしっかりと(チームを)リードしてくれた」と評価した。 登録メンバー23人の平均年齢は20代中盤、ノンキャップやキャップ1桁の若手、経験の浅い選手が多い中で、4度のワールドカップ(W杯)出場経験を持つリーチ選手の存在は、文字通り精神的支柱にもなった。【日本-ウェールズ】後半、スクラムを組むリーチ・マイケル選手=ミクニワールドスタジアム北九州で2025年7月5日、玉城達郎撮影 6月16日から始まった宮崎合宿は途中参加だったものの、リーチ選手が「日本のアイデンティティー」と表現する組織的な守りの精度の向上や暑さ対策などに注力する中で、自らの豊富な経験を基に発せられる言葉は、大きな影響力を持った。ジョーンズHCも「チームを一つにまとめてくれている」と感謝する。 2015、19年W杯で主将を務め、23年W杯では一度はその重責から離れたものの、ジョーンズHC体制になってからは再び、主将を担う機会が増えている。 今回の試合に向けても、リーチ選手は「主将に指名されて光栄に思うと同時に、いつもより責任も感じる。この試合の重要性を理解しているし、日本ラグビー界、そしてチームにとってもこの一戦(に勝つこと)が勢いになる。結果にこだわりたい」と気持ちを奮い立たせ、仲間を鼓舞した。 リーチ選手の大きな背中に頼りがいと安心感を覚えるとともに、その魂を継ぐ新たなリーダーの成長にも期待したい。【角田直哉】【前の記事】勝機を見いだした「ハーフ団」 ウェールズに12年ぶり勝利関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>