2025.07.11乗りものニュース編集部tags: 上五島空港, 空港, 飛行機現役の空港でも珍しいのに…。2006年に定期便撤退 長崎県の五島列島にある新上五島町観光物産協会は、2025年7月26日、8月16日、12月26日の3日間、定期便が運航されていない「上五島空港」を用いてユニークなイベントを実施します。拡大画像「上五島空港 星空ナイトツアー」イメージ(画像:新上五島町観光物産協会)。 このイベントでは、普段は立ち入ることができない上五島空港の滑走路を一般開放し、寝ころんで星空を眺める特別企画「上五島空港 星空ナイトツアー」です。各回の定員は60名で、料金は大人(中学生以上)3000円、小学生1500円となっています。同協会は「何も遮るものがない滑走路に寝ころび、星空ガイドのやさしい解説に耳を傾けながら、島の澄んだ夜空と向き合う――そんな贅沢で静かなひとときをお届けします」としています。 上五島空港は九州最西端の五島列島・新上五島町にある空港で、ORC(オリエンタルエアブリッジ)が定期便を運航していたものの、高速船の就航などにともなって利用者が減少し、2006年をもって定期便が撤退しました。現在はドクターヘリによる緊急輸送などで使用されることはあるものの、実質的な閉鎖状態が続いています。【写真】レトロすぎる…これが「上五島空港」ターミナルビルのイメージです