髪の毛以下!?「世界最小の戦艦」作っちゃいました 大和ミュージアムで展示へ「電子顕微鏡で見て!」

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2025.07.11乗りものニュース編集部tags: ミリタリー, 大和, 広島県, 戦艦, 旧日本海軍展示品を新たに3点追加します。零式観測機の実物フロートも展示開始 広島県呉市の大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)は2025年7月7日、期間限定で開設中の「大和ミュージアムサテライト」において、新たな展示物として以下の3点を追加すると発表しました。旧日本海軍の戦艦「大和」(画像:アメリカ海軍)。1、零式観測機実物フロート2、呉軍港全景グラフィックパネル3、1/1,000,000戦艦「大和」(100万分の1戦艦「大和」) 1は、零式観測機の右翼側の補助フロート(実物)で、サイズは長さ約180cm×幅約60cmです。2は、大正期の呉軍港の写真をパネル化して展示するものです。そして3が、ルーペや顕微鏡を使わないと見ることができない極小の戦艦「大和」になります。 これは、呉市にかつてあった旧軍の呉海軍工廠で世界最大の戦艦「大和」が生まれたことにちなんだものです。2005(平成17)年、大和ミュージアムは世界最高精度の3D光造形技術を使って世界最小サイズの戦艦「大和」』(100万の1サイズ、全長0.263mm)を造形しています。 これは、広島県福山市に本社を置く株式会社キャステムが、京都先端科学大学との産学連携により保有する超微細3Dプリントが可能なナノスクライブ社の「Photonic Professional GT2」にて造形したもので、その全長は0.263mmしかありません。 展示では、デジタル顕微鏡の画像をモニターで見られるほか、ルーペで実際の小ささを実感できるようにしているといいます。またSEM(走査型電子顕微鏡)で撮影した100万分の1戦艦「大和」をパネルで紹介するそうです。 上記3点の展示は2025年7月16日(水)から2026年3月末までの予定です。【驚がく!】これが髪の毛より小さい戦艦「大和」です(写真)