毎日新聞 2026/6/4 06:00(最終更新 6/4 06:00) 有料記事 2306文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷マリオット・フレイザーさん=福島県天栄村湯本の湯小屋旅館で2026年4月25日、根本太一撮影 奥羽山脈のふもと、福島県天栄村の二岐(ふたまた)温泉郷に、漫画家のつげ義春さん(3月に死去)が作品で描いた秘湯の宿がある。 首都圏の客も絶えないが、主人が相次いで体調を崩し、一時は存続も危ぶまれた。 いま、柔らかな笑顔で客をもてなすのは、ニュージーランド出身の男性だ。 英銀行の役員として来日し、東京・六本木で働いていた彼が、どうして山奥の小さな宿のあるじになったのか。都心の生活、高額な給与 二俣川の渓流沿いに湯が湧き出る。鳥がさえずり、こけむす岩風呂から望むブナの林が目に優しい。 「一瞬で気に入りました」。野天風呂が人気の「湯小屋旅館」新館主、マリオット・フレイザーさん(48)が、勉強中という日本語で言う。「まさに自然の贈り物ですよ」 ニュージーランドの大学院で企業会計学を修めたフレイザーさんは、英バークレイズ銀行に勤め、2015年に日本法人の最高財務責任者(CFO)として来日した。 東京都心の一等地・広尾に住み、職場の六本木ヒルズへは歩いて通う日々。「数字が全て」の世界で休日も出勤し、20年にはアジア太平洋エクイティー・ファイナンス部長を任された。 給与は高額。「不満はありませんでした」つげ作品そのまま、ファンの聖地に 一方、二岐温泉は幹線道路から遠く、元々県外ではあまり知られていない湯治場だった。…この記事は有料記事です。残り1746文字(全文2306文字)あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>