築400年の山門のかやぶき、50年ぶり修復 6トン超のかやを用意

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朝日新聞記事2026年6月5日 12時00分小林晴香浄土寺のかやぶき屋根の山門=2026年4月23日午後2時30分、広島県北広島町志路原、小林晴香撮影 広島県北広島町志路原(しじはら)の浄土寺に、約400年前に造られたとされるかやぶき屋根の山門がある。最後に全面修復してから50年がたち、所々傷みが目立つ。かやの保全に携わるNPO法人と、大阪・関西万博でパビリオンのかやぶき屋根を手がけた職人の協力を得て、修復作業が始まった。 広島市中心部から車で1時間ほど離れた山あいに寺はある。寺の山門のかやぶき屋根は約8メートル四方と大きく、2階部分には鐘がつるされている。 寺が建立されたのは1616(元和2)年。かやぶき屋根の山門も同時期に造られたと伝わる。かやぶきは30年たつと全て取り換える必要があるとされるが、最後に修復したのは50年前の1976年。劣化が進み、ずり落ちている所もある。浄土寺の本堂側から見たかやぶき屋根の山門。2階部分に鐘がつり下がっている=2026年4月23日午後1時47分、広島県北広島町志路原、小林晴香撮影 ただ、修復しようにも、工法がわかる資料はほとんど残っていない。そこで、かやぶきの材料となるススキを保全するNPO法人「西中国山地自然史研究会」(北広島町)に相談。広島出身のかやぶき職人で、万博のパビリオンのかやぶき屋根に携わった沖元太一さん(50)を紹介された。 昨年2月に再生プロジェクトが立ち上がり、寺は地元の有志とかや集めを始めた。沖元さんによると、今回の修復で使うかやは6.5トンにのぼる。手間がかかるが、沖元さんは「歴史ある建物を地域一丸となって支えることで、かやぶきの技術や伝統を継承できる」と話す。 住職の朝枝泰善さん(62)と長女舞さん(28)、次女唯さん(24)も、かや集めを進めている。姉妹は「地元の子どもたちが慣れ親しんできたかやぶきを残し、次の世代へ引き継ぎたい」と話す。浄土寺の住職の長女、朝枝舞さん(右)と次女唯さん=2026年4月23日午後2時17分、広島県北広島町志路原、小林晴香撮影 寺は修復費用の約半額にあたる300万円を目標に、寄付をクラウドファンディング(https://camp-fire.jp/projects/930280/view)で7月5日まで募っている。修復が終わる予定の6月27日には、現地で見学会や沖元さんによるかやぶきの解説などがある。問い合わせは浄土寺(0826・83・1083)へ。浄土寺のかやぶき屋根の山門。50年が過ぎ、所々劣化している=2026年4月23日午後1時46分、広島県北広島町志路原、小林晴香撮影関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月5日 (金)ヤマダとエディオンが統合へ池田小学校の事件から25年川で発見の遺体 容疑者と判明6月4日 (木)台風6号、各地で川が増水昨年の出生数、過去最少キオクシアHDがトヨタ超え6月3日 (水)来年4月から消費税1%で調整派遣大手5社がカルテルか福島第一2号機で燃料取り出し6月2日 (火)国旗損壊罪 SNS配信も対象無期フルタイムも同一賃金に就活生へ「オワハラ」 注意をトップニューストップページへ高市首相、中傷動画報道で音声を確認 秘書本人か「違和感がある」11:05習近平氏が7年ぶりに北朝鮮訪問へ 非核化や米との「橋渡し」が焦点11:50低速走行するマイクロバス ドラレコが捉えた事故直前の様子 名古屋11:45ケイコ・フジモリ氏、ペルー大統領に4度目の挑戦 7日に決選投票へ11:00細木数子の娘、法務を連れたネトフリに諦め「どうこう言っても…」9:00「離婚するつもり」相手を信じたら不倫で訴えられた 最高裁の判断は7:00