不審者の侵入、どう学校で防ぐ? 池田小事件の遺族が訴え続けたこと

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深掘り2026年6月4日 11時00分有料記事【動画】池田小事件から25年。今年も不審者対応訓練が行われた=松浦祥子、大山貴世撮影 児童8人が殺害された大阪教育大付属池田小学校の事件から6月8日で25年を迎える。危機管理マニュアルの整備やさすまたを使った訓練など、学校現場は対策を進めてきた。だが、全国で講演を続けてきた遺族は「不審者の校内への侵入を防ぐ対策は不十分」とし、水際対策の徹底を求めている。 廊下を駆ける不審者をさすまたを持った教員たちが追いかけ、不審者を取り押さえる――。 5月25日、池田小学校で実施された訓練だ。小学校は年間5回、教職員対象の不審者対応訓練を行い、動画を学校のウェブサイトで公開してきた。 今回の訓練は、保護者約20人が見学した。不審者対応訓練で、担任への不満をもち、教員(左)へ詰め寄る保護者とその知人(右)に対する対処の訓練が行われた=2026年5月25日午後4時29分、大阪府池田市、芹沢みなほ撮影 池田小の教員たちは、侵入してきた不審者役から児童を避難させつつ、非常ブザーを押すなどして校内全体で情報を共有し、暴れ回る不審者役を連携して取り押さえた。 昨年5月に東京都立川市の小学校で保護者の知人が暴れて教職員が負傷した事件を受け、保護者らが授業中の教員に詰め寄るケースを想定した訓練も行われた。 訓練後、荒川真一校長は「事件から25年経ち、当時いた教員はいなくなってしまったが、『事件があってからマニュアルを見るのでは間に合わない。マニュアルは体に染みついていて初めて意味をなすものだ』という先輩から受け継いだ精神を大切にしたい」と話した。 事件の教訓を踏まえ、教職員らが2020年に作成した付属池田小の「学校安全の手引き」にはこう記されている。 「人は『便利』と『安全』をてんびんにかけたとき、時間の経過につれて『便利』の方に流れていく傾向がある。たぶん大丈夫だろうと根拠もなく思い込むことほど恐ろしいものはない」教員羽交い締めにした事案も 池田小事件後も、不審者の侵入は全国で起きている。男2人が暴れたとして現行犯逮捕された立川市立第三小学校の付近=2025年5月8日午前11時41分、東京都立川市錦町3丁目、上保晃平撮影 大阪府では昨年10件発生し、今年も相次いでいる。侵入者が暴れて教員を羽交い締めにしたケースもあり、府教育庁は「重大事案」に発展するリスクもあったとみている。 不審者をめぐっては、学校へ…関連トピック・ジャンルこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月4日 (木)台風6号、各地で川が増水昨年の出生数、過去最少キオクシアHDがトヨタ超え6月3日 (水)来年4月から消費税1%で調整派遣大手5社がカルテルか福島第一2号機で燃料取り出し6月2日 (火)国旗損壊罪 SNS配信も対象無期フルタイムも同一賃金に就活生へ「オワハラ」 注意を6月1日 (月)本州初 石川でトキの放鳥マンション高騰で戸建て人気消えゆく高校の「学食」トップニューストップページへ消費税ゼロ「できる理由に知恵を」と首相 ナフサ「目詰まり」対応は11:14ヤマダとエディオン統合へ 売上高計2.5兆円、家電量販で他社圧倒10:47元NHK副会長の今井義典さん死去 「おはよう日本」キャスターも11:00米国下院、イランへの軍事行動に歯止めの決議 議会としては初9:35韓国統一地方選、主要な首長選の多くで与党勝利 ソウルは大接戦7:30踊って汗だく「糖尿病も改善」 中高年がディスコに熱中するわけ9:00