佐賀県警のDNA型鑑定不正 130件→239件に 特別監察まとめ

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2026年6月4日 10時59分(2026年6月4日 12時37分更新)有料記事編集委員・吉田伸八佐賀県警本部に特別監察に入る警察庁の首席監察官ら=2025年10月8日午前9時17分、佐賀市、岡田将平撮影 佐賀県警科学捜査研究所(科捜研)の元技術職員(懲戒免職)がDNA型鑑定で不正を繰り返した問題で、警察庁は4日、県警に対する特別監察を終え、結果をまとめた報告書を公表した。県警の調査で130件とされていた不適切な鑑定は、特別監察で新たに認定された分を含め239件に膨らみ、元職員が扱ったDNA型鑑定全体の4割近くを占めた。 報告書は「県警による調査結果に不十分な点があった」と指摘。警察庁と県警は、調査の指揮などの責任を問い、県警の福田英之本部長と幹部らを処分する方針だ。 警察庁の楠芳伸長官は4日の定例会見で、「警察の活動は国民の信頼の上に成り立っており、警察として二度とこのような事案を発生させてはならない。再発防止策を確実に実施し、DNA型鑑定への信頼の回復に努めていきたい」と述べた。 特別監察は、都道府県警の重大な不祥事などをうけ警察庁が必要と判断した場合に実施する。今回は2025年10月8日に開始し、元主査の冨永剛弘被告(43)=証拠隠滅罪などで起訴=が15年以降に単独で行ったDNA型鑑定632件と他の鑑定11件の全643件について、職員らからの聞き取りや関係書類・データの確認などを通じて調査した。 その結果、25年9月に発表した県警の調査では130件だった不適切なDNA型鑑定は、新たに110件が認定され、130件のうちの1件が除かれた分と合わせて239件に増えた。これまで県警の調査で17年6月とされていた不正の開始時期は16年8月に早まり、24年10月に県警が把握するまで約8年間に及んだ。県警は把握後も元職員に業務をさせており、不正は25年2月まで続いたとされる。佐賀県警のDNA型鑑定の不正のイメージ これらは、窃盗や薬物犯罪、不同意わいせつなど多様な事件に関する鑑定で、実際は行っていないのに実施したと装ったり、書類に虚偽の内容を記載したりといった不正をしていた。 239件について、捜査や公…この記事を書いた人吉田伸八編集委員|警察庁担当専門・関心分野警察行政、事件、犯罪関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月4日 (木)台風6号、各地で川が増水昨年の出生数、過去最少キオクシアHDがトヨタ超え6月3日 (水)来年4月から消費税1%で調整派遣大手5社がカルテルか福島第一2号機で燃料取り出し6月2日 (火)国旗損壊罪 SNS配信も対象無期フルタイムも同一賃金に就活生へ「オワハラ」 注意を6月1日 (月)本州初 石川でトキの放鳥マンション高騰で戸建て人気消えゆく高校の「学食」トップニューストップページへ富士山「閉山中の登山禁止」 市長が主張、登山家らは反対署名…なぜ6:00ヤマダとエディオン統合へ 売上高計2.5兆円、家電量販で他社圧倒10:47DNA型鑑定不正、佐賀県警で何が起きたのか 原因と再発防止策は?11:00日中戦争は旧日本軍の「侵略」と表記 原爆資料館更新で長崎市が文案12:40世界遺産・姫路城の漆喰はがれる 台風6号の強風が影響か12:39踊って汗だく「糖尿病も改善」 中高年がディスコに熱中するわけ9:00