ペットショップで販売されている小型犬(事件とは無関係です)=大阪市内で2026年10月6日午後3時22分、松原隼斗撮影写真一覧 獣医師の免許がないのに、販売用の犬や猫に感染症治療薬を注射したとして、大阪府警は14日、ペットショップ運営会社「Aペット」(本社・堺市)代表の男性(42)ら4人を獣医師法(診療業務の制限)違反の疑いで逮捕した。捜査関係者が明らかにした。注射後に死んだ動物もいたといい、府警は無免許の従業員によるずさんな診療行為が常態化していた疑いがあるとみて、実態解明を進める。 治療薬を譲渡したとして、男性獣医師(78)ら2人も医薬品医療機器法違反容疑で逮捕した。ペットショップ側に不正な横流しを続けていた疑いがある。Advertisementペットショップによる無免許診療事件の構図写真一覧 獣医師法は、獣医師以外が犬や猫などの動物に業務として診療行為をすることを禁じている。犬に投与された薬は劇薬で、医師の診察が必要な「要指示医薬品」に指定されているという。 Aペットの代表らは2025年1月~26年1月、運営するペットショップで、販売用の複数の犬や猫に対して、獣医師ではない従業員が動物用の治療薬を注射した疑いが持たれている。 捜査関係者によると、従業員が注射したのは「インターキャット」という感染症治療薬で、嘔吐(おうと)や血便を引き起こすウイルス感染症に対して使用される。 民間調査会社によると、Aペットは全国各地のホームセンターや商業施設で、計44店舗(5月時点)を運営している。【松原隼斗】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。