埼玉県警大宮署=さいたま市大宮区で、成澤隼人撮影 埼玉県警は14日、大宮署で、留置施設に収容された容疑者らから預かった現金100万円がなくなったと発表した。県警は署員が現金を持ち出した窃盗事件の可能性もあるとみて、経緯を調べている。 県警によると、現金は容疑者を留置する際に所持品とともに預かり、署内の保管庫で管理している。4月に出納手続きに伴って保管庫内の現金を確認したところ、出納記録と比べて100万円少なかった。Advertisement 保管庫は署員以外は立ち入れない場所にある。鍵は署幹部や担当者らが管理していたが、利用時に記録を取る仕組みはなかった。 県警の内規では、預かり金の残高を定期的に確認するよう定めている。2025年7月に県警本部が実施した定期監査で異常はなかったが、大宮署ではその後、残高の確認を怠っていたという。 県警は複数の警察官から話を聞くなどして管理状況を調べるとともに、署幹部らの処分を検討している。県警監察官室は「誠に遺憾。調査や捜査を徹底し、再発防止を図る」とコメントした。【遠藤龍、板鼻歳也】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。