OTC類似薬、3月から負担増 線引き複雑、がん患者などにも条件

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深掘り2026年10月18日 11時00分有料記事奈良美里医師から処方される錠剤や塗り薬(本文とは関係ありません) 痛み止めや抗アレルギー薬など、医療機関でよく処方される「OTC類似薬」を使う患者に追加負担を求める新制度の詳細が固まった。がんや難病患者ら配慮が必要とされた人を対象外とする仕組みも設けられたが、適用には細かな条件が設けられ、対象者の線引きをめぐる課題を残した。新制度は来年3月に始まる。 OTC類似薬は、医師が処方する医療用医薬品のうち、成分などが市販薬(OTC医薬品)と同じ薬を指す。政府は、市販薬で対応する患者との公平性や社会保険料の負担抑制を理由に、OTC類似薬を使う患者に追加負担を求めることを決めた。3月以降、OTC類似薬の薬代の25%分は保険が適用されず、その分を患者が全額負担する。単純計算では、薬代の患者負担は1.58~3.25倍になる。 一方、子どもやがん、難病、医師が長期使用が医療上必要と考える患者らには、「配慮が必要」とし、追加負担を求めない方向で検討してきた。厚生労働省は9月30日に検討結果を公表したが、条件は複雑だ。どんな人が追加負担なし? がん患者では、「がん治療中」に「がんやがん治療に関連して生じた状態」に対してOTC類似薬を使う場合に限られる。 がんの手術にともない、治療が終わった後も痛みや炎症、便秘といった後遺症が続くことがある。これに対し、OTC類似薬の痛み止めや抗菌薬、保湿剤、便秘薬の酸化マグネシウムなどが使われるが、「がん治療中」ではないため、原則として追加負担の対象になる。年単位で毎日使用し、「長期使用」の条件に当てはまれば、対象外になる。 こうした問題を厚労省の審議会で指摘した全国がん患者団体連合会の天野慎介理事長は「がん治療終了後の合併症の対応については課題が残った」と話す。「経済的な負担、莫大に」 特に影響が大きいのが小児が…【今ならキャンペーン価格】有料記事が2カ月間 月額100円で読み放題!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人奈良美里くらし科学医療部|厚生労働省専門・関心分野人権、福祉、障害関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ10月18日 (日)トランプ政権 報道官を解任今年産 コメ余りの公算大日本のクルーズ市場 成長期へ10月17日 (土)王将社長射殺 被告に無罪判決のぞみ指定席 来年7月値上げ新分野の人間国宝 誕生へ10月16日 (金)農水相に武部新氏 簗氏の後任織田翔希投手 米球界に挑戦へ「異常分娩」表現見直しへ10月15日 (木)簗農水相が辞表提出ロシアが日本の記者を拘束レタスの価格が平年の2倍超にトップニューストップページへフランスで55万人が生活費高騰などに抗議デモ 放火や略奪の被害も10:00高濃度乳房、本人に通知を 要望続けた生稲晃子氏「大きな岩動いた」7:00「かまってちゃん」「老害」妻からダメ出しも 本木雅弘さん語る還暦8:30中国から来た50グラムの「チャイルドシート」 商品ページは消えた6:00はしか感染から16年、奪われた未来 高2娘が伝えた「ぜんぶいや」7:00社長といえば男性?「決めつけ」超え、製造業の女性社長がめざす職場8:00