車内にバーで「動くスイート」 名古屋のバス会社が特別車両導入

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車内の後部にバーカウンターが設けられた高級特別車両「宗春号」=名古屋市東区で2026年10月15日午後5時29分、酒井志帆撮影写真一覧 貸し切りバスを運行する鯱(しゃち)バス(名古屋市南区)は、バーカウンター付きの高級特別車両を導入し、報道陣に公開した。富裕層やインバウンド(訪日外国人)らをターゲットに、11月からツアー運行を開始する。 車両は尾張藩第七代藩主で芸能文化の振興に力を入れた徳川宗春(むねはる)にちなんで「宗春号」と名付けられ、3列シート18人乗り。家具職人が手がけた座席や円形の天井照明など、「動くスイートルーム」と位置付ける。車内の後部にはビールサーバーの付いたバーカウンターを設置。ツアー代に飲料が含まれ、飲み放題で車内でお酒が楽しめる。Advertisement鯱バスの高級特別車両「宗春号」=名古屋市東区で2026年10月15日午後5時19分、酒井志帆撮影写真一覧 鯱バスは学生や団体旅行をメインに運行してきたが、新たな市場を開拓しようと昨年から特別車両を複数台導入。4台目となる宗春号はその最上級となり、初便となる島根県・隠岐諸島などを巡る4泊5日のツアーは1人80万円で、15日時点で半分以上の席が予約で埋まっているという。 観光ツアーのほかVIP送迎などへの活用も想定しており、岩田悟取締役は「高付加価値を求める客を取り入れる挑戦」と意気込む。 東海地方では名鉄観光バスも今春からラグジュアリーバスツアーの運行を開始するなど、高級車両の市場が広がっている。【酒井志帆】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。