ほぼ毎週末、酎ハイ飲み運転 「欲求に負けた」元県警職員に有罪判決

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2026年10月19日 18時55分伊東聖 相川智広島地裁呉支部=広島県呉市 酒に酔って乗用車を運転したとして道路交通法違反(酒酔い運転)の罪に問われた元広島県警職員の男性被告(66)に対し、広島地裁呉支部は19日、拘禁刑10カ月執行猶予3年(求刑拘禁刑10カ月)の判決を言い渡した。今城智徳裁判官は「当時、警察職員で刑事責任は相当重いが、反省するなどくむべき事情もある」と述べた。 判決によると、被告は8月1日夕、呉市内で酒に酔った状態で乗用車を運転した。酒酔い運転の基準の2倍を超える、呼気1リットルあたり1・15ミリグラムのアルコールが検出された。 今城裁判官は「運転は極めて危険だった。飲酒運転に対する規範意識は鈍麻していると言わざるを得ない」と指摘。一方で、治療に家族として協力する旨の書面を提出していることなどを挙げ「社会内での更生の機会を与えるため、執行を猶予するのが相当」との判断を示した。 公判では、被告が飲酒運転を繰り返していた実態が明らかになった。56歳で病を患って酒量を減らし、自宅では350ミリリットルの酎ハイか発泡酒だけにしていた。だが、60歳の頃からほぼ毎週末、車で出かけ、コンビニなどで酎ハイを買って飲んで運転した。 今回、罪に問われた8月1日は朝から車で出掛け、コンビニで500ミリリットルの酎ハイを飲み、散髪を終えて350ミリリットルの酎ハイを飲んで運転して帰宅した。 午後も車で出掛け、東広島市で食事をし、その後、酎ハイ350ミリリットル1本と500ミリリットル1本を飲んで運転。道路脇に脱輪する事故を起こし、車内にあった酎ハイの空き缶を側溝に捨てて発覚を免れようとしたという。検察は「32回にわたり、外側線や中央線をまたぐなど危険な運転を繰り返した」と指摘した。 被告は、検察側の被告人質問で飲酒運転について問われると「酒を飲みたいという欲求に負けた」と答えた。初公判の最後で裁判官に「悔やんでも悔やみきれません。深く反省しています」と言い、アルコール依存症の治療を受けることを誓った。 今月9日には元府中署巡査の男性被告(27)も酒酔い運転の罪で拘禁刑10カ月執行猶予3年の有罪判決を受けた。 県警監察官室はこれらの事案を受け、全ての職員に対してアルコール依存症のチェックテスト「AUDIT」を行うなどとしている。【今ならキャンペーン価格】有料記事が2カ月間 月額100円で読み放題!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人伊東聖呉支局長専門・関心分野事件、沖縄、被爆者・戦争体験者、街だね相川智広島総局|事件・司法担当専門・関心分野政治、地方創生、スポーツ、交通関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ10月19日 (月)横浜市長選、原沢氏が初当選自動車人材開拓 インドに活路「経営・管理」の入国 8割減10月18日 (日)トランプ政権 報道官を解任今年産 コメ余りの公算大日本のクルーズ市場 成長期へ10月17日 (土)王将社長射殺 被告に無罪判決のぞみ指定席 来年7月値上げ新分野の人間国宝 誕生へ10月16日 (金)農水相に武部新氏 簗氏の後任織田翔希投手 米球界に挑戦へ「異常分娩」表現見直しへトップニューストップページへ「小泉総理が…」高市首相、うっかり進次郎氏の肩書を言い間違える17:45サイバー攻撃受け斎場予約システム停止 死者の情報など漏れた可能性17:11佐藤輝明、メジャー移籍へ 球団がポスティングを容認した理由とは18:03愛子さま、初めての鳥取砂丘 「誤情報に惑わされないように」と質問18:08本木雅弘さんが語る「夫婦の世界」ドア下から差し込まれた妻の手紙15:00【解説人語】火星の謎解明なるか 生命の痕跡あれば「世紀の大発見」17:00