トランプ氏、米中露の3者会談に前向き 核軍縮協議に意欲

Wait 5 sec.

記者団の取材に応じるトランプ米大統領=ワシントンのホワイトハウスで2026年10月19日、ロイター トランプ米大統領は19日、中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領との3者会談に前向きな姿勢を示し、実現した場合は核軍縮を議題にしたい考えを強調した。トランプ氏は従来、米露に中国を加えた核軍縮枠組みの必要性を訴えてきたが、中国は否定的な姿勢を示してきた経緯がある。 3者会談を巡っては、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが18日、プーチン氏がトランプ氏に提案したと報道。11月18~19日に中国・深圳で予定されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせた開催が念頭にある。プーチン氏にはウクライナとの戦闘終結に向けて自国に有利な形で交渉を進める思惑があるとみられる。Advertisement トランプ氏は19日、ホワイトハウスで記者団に対し、3者会談ではプーチン氏が希望しているとされるウクライナ情勢を議題にするよりも「核兵器と非核化」に関して話し合いたいと説明し、「世界にとって前向きなことだ」と述べた。貿易など他の問題も協議するとの見通しにも言及し、「習氏が望めば、私は会談する」と語った。 米露の間では今年2月、唯一残っていた核軍縮枠組み「新戦略兵器削減条約(新START)」が失効した。トランプ氏は中国も含めた新たな枠組み作りに意欲を示している。 一方で、トランプ氏は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記とAPECに合わせて会談する可能性については、「分からない」と述べるにとどめた。「誰かが会談を依頼しているのかは定かではない」とも語った。今月12日には金氏と「会うかもしれない」と述べており、発言を後退させた。【ワシントン松井聡】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事【最新記事】