トー横の若者と特殊詐欺の疑い、男逮捕 「海外で稼げるよ」誘ったか

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2026年10月20日 9時30分板倉大地 西岡矩毅 東京・歌舞伎町の「トー横」に出入りしていた女性2人をカンボジアに送り込み、共謀して現地の特殊詐欺拠点から日本にうその電話をかけて現金をだまし取ったとして、警視庁は20日までに指定暴力団住吉会傘下組織組員の山尾輝斗容疑者(26)=住居不定=を詐欺容疑で再逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。東京都新宿区の歌舞伎町 山尾容疑者は、この女性2人を含む若者らをカンボジアへ送り込んだとして、所在国外移送誘拐罪で起訴されており、一連の捜査で詐欺容疑による逮捕は初めて。 捜査関係者によると、送り込まれた2人は名古屋市の20歳と北海道釧路市の22歳で、警視庁が19日に詐欺容疑で逮捕した。3人は共謀して2026年1月、カンボジアから京都府の20代男性に電話をかけ、総務省職員や警察官をかたり、「マネーロンダリングの疑いがかけられ、現金を調べる必要がある」などとうそをつき、現金計約250万円をだまし取った疑いがある。東京都新宿区歌舞伎町の「トー横」周辺=2026年7月10日午後10時29分、東京都新宿区歌舞伎町、平川仁撮影 トー横周辺では、山尾容疑者が「海外での職を紹介してくれる人」として知られていた。2人はそれぞれ知人を介して山尾容疑者と知り合い、「海外で稼げるよ」などと誘われ、マレーシア経由でカンボジアへと渡航したという。スマホに被害者の名が 2人は当初、仕事の内容が特殊詐欺の電話をかける「かけ子」だとは知らされていなかったとみられる。だが、現地の詐欺拠点では、週に6日間、日本に電話をかけ続け、1日に最低10人を「警察官役」の仲間につなぐノルマを課されるなどしていたという。 詐欺の被害金は、最終的に山尾容疑者側に渡っていたとみられる。山尾容疑者は2人の渡航後も連絡を取り合い、報酬について交渉していたという。 事件が発覚したのは26年7月。2人がマレーシアの拠点に移った際に一緒に逃げ出し、現地の日本大使館に駆け込んだことがきっかけだった。かけ子をしていた際の被害者の名前などの記録がスマートフォンに保存されていたことから、京都府の男性の被害が判明したという。【今ならキャンペーン価格】有料記事が2カ月間 月額100円で読み放題!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人板倉大地東京社会部|警視庁担当専門・関心分野事件、事故、警察行政関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ10月20日 (火)仏のデモ暴徒化 大統領が非難教科書 紙とデジタル併用へ阪神・佐藤輝明 大リーグ挑戦10月19日 (月)横浜市長選、原沢氏が初当選自動車人材開拓 インドに活路「経営・管理」の入国 8割減10月18日 (日)トランプ政権 報道官を解任今年産 コメ余りの公算大日本のクルーズ市場 成長期へ10月17日 (土)王将社長射殺 被告に無罪判決のぞみ指定席 来年7月値上げ新分野の人間国宝 誕生へトップニューストップページへなぜ高市首相を支持するのか 各地で聞こえた「石破氏とは違う」の声6:01都心駆けるトヨタのAI自動運転、「普及前提の車」で28年に導入へ7:00トー横の若者と特殊詐欺の疑い、男逮捕 「海外で稼げるよ」誘ったか9:30フランス暴動、店内から商品が次々と… 1500店・数億ユーロ被害22:39「遺体なき」傷害致死事件、延べ39人証言 間接証拠の評価が焦点に6:00毒のあるヒガンバナ、なぜ消えた 世界遺産の飛鳥を襲うイノシシ被害7:00