中朝国境の「開かずの橋」、15日に正式開通 完成から12年

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中国・丹東市から対岸の北朝鮮・新義州市へ架かる鴨緑江大橋=2026年10月6日、河津啓介撮影 中国と北朝鮮を結ぶ新橋「鴨緑江大橋」が15日、正式に開通することが明らかになった。中国国営新華社通信が14日に伝えた。12年前に完成しながら長く放置されてきた「開かずの橋」の供用開始は、中朝の緊密化を象徴する動きと言えそうだ。 新華社によると、15日には中朝共同で開通式典が開かれる。新橋は中国遼寧省丹東市と北朝鮮の新義州市の間を流れる鴨緑江に架かる。Advertisement 片側2車線・全長約3キロの自動車橋で橋本体は2014年に完成。その後、過度な対中依存を警戒する北朝鮮側が開通に必要な詰めの工事を進めず、「開かずの橋」となっていた。 中朝関係を巡っては、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記が25年9月に訪中し、中国の習近平国家主席も26年6月に訪朝して戦略的な連携強化を確認していた。 こうした動きに呼応する形で、新橋では、北朝鮮側に税関施設とみられる建物が整備されるなど開通に向けた準備が急ピッチで進んでいた。 中朝貿易の既存ルートは、新橋から上流10キロの鴨緑江に架かる「中朝友誼橋」があるが、老朽化しているうえ、鉄道と自動車を併用しているために輸送能力が限定されており、新橋の正式開通で物流の増大が見込まれる。【北京・河津啓介】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。