九州新幹線架線損傷 「熊本地震の影響も排除せず調査」JR九州

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九州新幹線の運転見合わせで、利用客の対応に追われる駅員ら=JR博多駅で2026年10月13日午後2時45分、玉城達郎撮影 九州新幹線が12日夜~13日に架線設備損傷などの影響で運行を見合わせた問題で、JR九州の古宮洋二社長は15日、損傷の原因について、熊本地震との関係も排除せずに調べる方針を示した。これまでJR九州は地震との関連はないとしてきたが、新幹線に電力を届けるための地上設備の金具が地震の揺れで損傷した後に破断し、新幹線のパンタグラフや他の架線設備の損傷につながった可能性も否定できないと判断した。 電力設備の損傷被害は、地震の影響で9月17日まで運休が続いた熊本(熊本市)―新八代(熊本県八代市)間に集中していた。架線の横ずれを抑える部品「曲線引金具」1点が根元から折れてなくなっていた他、架線をつるすハンガーという部品が計21カ所で外れたり曲がったりしていた。Advertisement 古宮社長は原因について「先入観を持たずに突き止めていく」と強調。原因究明に時間がかかる場合、同区間で曲線引金具を一斉に取り換えることを視野に入れる。地震が原因と特定されれば他区間でも取り換えを検討するという。 JR九州によると、架線設備損傷による長時間の運行見合わせは九州新幹線で初めて。損傷に気付かずに走行し続けた場合、架線が切れて長距離で傷み、復旧に長期間を要する恐れもあった。【宇都宮裕一】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事【最新記事】