「3日分以上の水や食料備えを」 秋田県が防災イベントで呼びかけ

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イベント会場に設けられた「キャタピラエスケープ」の体験コーナー=秋田市で2026年10月11日、工藤哲撮影 東北各地で大雨などによる自然災害が増えていることを受け、秋田県は11日、災害への備えを改めて促す防災イベントを秋田市内で開いた。県はブースを設け、「県民の備蓄への意識はまだ不十分とのデータもあり、『3日分以上の水や食料』の備えを意識してほしい」と呼びかけた。 県は、大規模災害時には支援物資が届くまで一般的に3日程度かかるとされることを紹介。1人あたり1日につき「水3リットル、食料3食分」が備蓄の目安になるとした。その上で、普段から食料や生活用品を少し多めに購入し、古いものから順番に使う「ローリングストック」が望ましいと説明した。Advertisementイベント会場に設けられた「物資搬送リレー」のコーナー=秋田市で2026年10月11日、工藤哲撮影 神戸市育ちの鈴木健太知事はシンポジウムに登壇。大学浪人中の1995年1月、阪神大震災を経験し、「悲鳴があちこちで聞こえて地獄のような様相だった。周囲の人と協力しながらがれきをどけて3人のお年寄りを救出した」と振り返った。「床上浸水や強い地震がもし来たらその時に何ができるのか、具体的な想像をするだけでも意識はだいぶ変わってくる」と訴えた。 会場には、スポーツで競いながら防災力の向上につなげる体験コーナーも。来場者は、火災の煙を避けてうずくまって前進する動きをレース形式で覚える「キャタピラエスケープ」や、荷物を持ち運ぶ早さを競う「物資搬送リレー」などに参加し、楽しく学んでいた。【工藤哲】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。