警視庁本部庁舎=米田堅持撮影 海外から個人輸入した睡眠薬1130錠をSNSを通じて無許可で売ったとして、警視庁生活環境課は15日、無職の女性(41)=山形市=を医薬品医療機器法違反容疑で逮捕したと発表した。2025年の1年間で全国の130人を相手に少なくとも2115万円を売り上げたとみられる。 警視庁によると、容疑者は海外の業者を通じて日本では未承認の睡眠薬を購入。X(ツイッター)に「どこよりも早くお届け。眠剤でもあり安定剤でもあるハイプロン。多く飲むとぶっ飛ぶ」と書き込み、購入者を募っていた。オーバードーズ(OD)を表す隠語「#お薬もぐもぐ」も添えていた。Advertisement こうした投稿は、トー横に出入りする若者の間で共有されており、少なくとも3人が容疑者から薬を買っていた。そのうちの1人は中学3年生だった少女で、「トー横の友人からアカウントを教えてもらい、トー横に行かなくなった後もODをやめられなかった」と話したという。 逮捕容疑は25年12月~26年1月、海外製の睡眠薬1130錠を15~31歳の女性3人に計7万200円で売ったとしている。容疑を認め、「医薬品を求める人に迅速に届けたかった」と供述している。 容疑者は1月に自ら練馬署を訪れて「家に大麻がある」と申告。自宅の捜索で4種類の睡眠薬3万2450錠や大麻リキッド15グラム、覚醒剤が見つかり、麻薬取締法違反や覚醒剤取締法違反容疑で既に逮捕されていた。【洪玟香】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。