サメの身を生地に練り込んで開発した「素材市場サメのスナック(タルタルソース味)」=埼玉県越谷市で2026年10月14日、井沢真撮影 スナック菓子「ベビースターラーメン」で知られる「おやつカンパニー」は、市場であまり流通していない低流通魚を原料とする「モッタイナイおさかな活用計画」の一環として、「素材市場サメのスナック」のタルタルソース味を全国発売した。 お菓子を通じて魚の食材としての魅力を発信し、漁業振興につなげる狙いがある。全国のイオングループの店舗(一部を除く)で、期間限定で販売される。Advertisement サメの水揚げ量日本一の宮城県気仙沼市でとれたモウカザメ(ネズミザメ)の身を生地に練り込んだ商品で、サメのうまみを引き立たせた味わいが特徴という。 気仙沼市の名物である「サメカツバーガー」を参考に、白身魚と相性の良いタルタルソース味を採用。カルシウムも取れるヘルシー感覚の菓子に仕上げた。 7~8月に期間限定で販売した「から揚げ味」に続く第2弾で、10月初めから順次店頭に並んでいる。「モッタイナイおさかな活用計画」推進 サメは高級食材のフカヒレの原料として有名だが、身はハンペンやちくわなどの練りもの、骨はサプリメントにも活用されている。 おやつカンパニーは低流通魚を活用して魅力を発信することで、持続可能な漁業を応援する「モッタイナイおさかな活用計画」を推進している。昨年10月には、コハダの成魚・コノシロを原料としたスナック菓子も発売した。 同社の赤沢佳代常務執行役員マーケティング本部長は「市場であまり流通していないサメなど低流通魚の魅力を知っていただき、家族で魚を食べて楽しむお手伝いができれば」と話している。【井沢真】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事