新農相に内定し、報道陣の取材に応じる武部新氏(中央)=首相官邸で2026年10月15日午前11時11分、平田明浩撮影 高市早苗首相は15日、道路予算の恣意(しい)的な「カット」発言などで農相から事実上更迭した簗(やな)和生氏(47)の後任に、自民党の武部新元副農相(56)を起用した。コメの需給安定など課題山積み 新農相への起用が決まった武部新氏は15日午前、高市早苗首相と面会後、記者団に「急きょ大臣が交代したが、これまでも(農水省は)継続して農政、林政、水産(行政)に取り組んできた。それを『チーム農林水産省』で発揮したい」と述べ、省内一丸となって難局を乗り切っていく考えを示した。 ただ農林水産行政は、コメ価格の乱高下を受け、コメの需給安定をどうするのかなど多くの課題を抱える。武部氏は岸田文雄内閣で副農相を務めたほか、自民党農林部会長や水産総合調査会長などを歴任し、即戦力と期待されるが初入閣組で、手腕は未知数だ。 武部氏の起用について農水省内では「農林水産行政に精通し、前の大臣と違い、こちらの話もよく聞いてくれる」と好意的な受け止めが多い。 その一方、同省幹部の一人は、武部氏は農政…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【前の記事】簗氏ら初入閣の影響は 高市人事評価、裏金事件への反発根強く関連記事【最新記事】