完成した4基の大口径望遠鏡=Daniel Mazin氏提供 日欧など25カ国の研究機関が参加する「チェレンコフ望遠鏡アレイ天文台(CTAO)」で、世界最大級となる大口径望遠鏡(口径23メートル、高さ45メートル)4基が完成し、設置場所であるスペイン・カナリア諸島で15日、記念式典が開催された。ガンマ線由来のごく弱い光「チェレンコフ光」を観測し、ブラックホールや暗黒物質の正体、宇宙空間を飛び交う宇宙線の起源解明などを目指す。南極で高エネルギーの素粒子ニュートリノを観測する施設「アイスキューブ」と同様、ノーベル賞級の成果が期待される。 天文学では、ガンマ線を含め、エックス線、可視光、電波などさまざまな波長の電磁波を使い宇宙を観測している。 ガンマ線の源は2000年代以降、地上ガンマ線望遠鏡によって約330天体が発見されたが、多くは謎に包まれ…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。