高市首相、簗氏の進退は夕に面会し判断か 公選法違反疑惑巡り

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衆院予算委員会で、会派「中道」の伊佐進一氏の質問に答弁する高市早苗首相=国会内で2026年10月14日午前9時6分、吉田航太撮影 高市早苗首相は14日の衆院予算委員会で、簗(やな)和生農相が今年2月の衆院選で支持者を無料シャトルバスで送迎したとされる公職選挙法違反の疑惑を巡り「違法に当たるかどうかは、個別の具体的な事実関係を踏まえて関係当局が判断すべきで、現時点で私が今、違法か否かということをお答えすることはできない」と述べた。衆院会派「中道」に所属する公明党の伊佐進一氏への答弁。首相は簗氏の続投の是非について熟慮する考えを示しており、野党の辞任圧力などを踏まえ、14日夕にも簗氏と面会して判断する見通しだ。 首相は疑惑などを巡り、簗氏から13日夜に電話で説明を受けたと明らかにした。違法性が疑われると判断すれば「人事上のこともちゅうちょしない。当局が判断することだから、私自身が今、確信を持って違反だと申し上げることはできない」とも語った。Advertisement 簗氏は予算委で、「スタッフが選挙管理委員会にバスを借り上げる前に確認をした」との前日のシャトルバスに関する答弁を巡り、「秘書に確認したところ、『収支報告書への計上の方法について照会したのかもしれない』と報告を受けた」と修正した。「秘書が記録を残していないため、照会内容を確実に確認できない」とも述べた。 野党は簗氏の問題で攻勢を強めており、参院の野党6党は簗氏に対する問責決議案提出を検討している。 国民民主党の玉木雄一郎代表は13日の記者会見で「国民が納得できる状況にできないのであれば、潔く判断をする時が近づいてきている」と進退の判断を促した。 参院で野党第1党の立場にある立憲民主党の水岡俊一代表は13日の会見で、問責決議案に関し「まずは(衆院)予算委での首相や簗氏の説明を聞きたいが、現状のままであれば厳しい対応を検討していくことになる」と語った。野党は決議案の提出などについて14日午後にも協議する見通し。【東久保逸夫、樋口淳也】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事【最新記事】