会談に臨む参院野党の国対委員長ら。中央奥は立憲民主党の斎藤嘉隆参院国対委員長=国会内で2026年10月14日午後3時29分、平田明浩撮影 地元自治体の道路予算を「カットした」と発言した問題などを受け、簗(やな)和生農相が辞任した。簗農相の発言を巡っては、野党側は発覚当初から「単なる『スキャンダル』ではない」(公明党幹部)などと批判のトーンを強めてきた。中道改革連合が解体し野党の多弱化が進む中で、各党が一致して追及姿勢を示し、圧力を高めていった。「スキャンダル追及」に慎重な各党も… 「農相という責務に、簗さんが堪えられるとは思えない」 14日午後にあった自民党の磯崎仁彦参院国対委員長との会談後、立憲民主党の斎藤嘉隆国対委員長は記者団を前に語気を強めた。会談に先立ち、野党側は参院全10党派の国対委員長らが集まって協議。簗氏が辞任しなければ、参院に問責決議案を提出する方針を確認した。 その約2時間後、簗氏は官邸に入り、高市早苗首相に辞任の意向を伝えた。 野党は、5日の臨時国会開会直後から、簗氏の発言について、本人の説明責任や首相の任命責任などを指摘してきた。発言内容には世論の反発も高まったが、衆院では与党が3分の2以上を占めており、野党側に有効な対抗策は見当たらないのが実情だ。 そうした中で9日、少数与党の参院で立憲、国民民主、公明、参政、共産、いのちの各党の国対委員長らが会談し、…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【前の記事】高市首相の判断遅れ、政権ダメージ拡大 党内からも「後手」批判関連記事【最新記事】