「絶対王者」の余裕 ソフトバンクが逆転劇演じる CSファイナル

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【ソフトバンク-日本ハム】四回裏ソフトバンク1死満塁、庄子雄大が適時打を放つ=みずほペイペイドームで2026年10月14日、玉城達郎撮影ソフトバンク―日本ハム(14日・みずほペイ) 試合前、練習にいそしむナインを見つめながら、小久保裕紀監督はつぶやいた。「いつも通り、普段通りですね」。今季から採用されたシーズンのゲーム差による2勝のアドバンテージ以上に、絶対王者には余裕がある。 今季チームを支えた柳田悠岐が首痛で欠場し、さらに先発のモイネロが三回途中3失点でまさかの降板。想定外の連続だったが、チームに焦りは全くなかった。Advertisement 2点を追う四回だ。敵失もあって1点を返し、なおも1死満塁の好機を作ると、9番・庄子雄大が「チャンスを生かすことだけ考えていた」と、代わったばかりの大川慈英の甘く入った変化球を逃さず捉えて右前に運び、追いついた。さらに相手のミスも重なり、気がつけば打者一巡で一挙5点を奪う逆転劇となった。 試合前、選手たちに初戦の意気込みを尋ねると、どこか余裕を感じさせながら、「シーズンと同じようにやるだけ」と異口同音に話した。初めてレギュラーとしてポストシーズンに臨む2年目の庄子でもそう答えるのだから驚きだ。 福岡移転後、初となるリーグ3連覇は、両リーグ唯一となるシーズン700点以上の得点という圧巻の攻撃で成し遂げた。だからこそ、選手たちには揺るがない自信があるのだ。泰然自若こそ、王者ソフトバンクの強さの秘密と言える。【牧野大輔】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事