池袋演芸場での「深夜寄席」復活を発表する記者会見に登壇した(左から)蝶花楼桃花さん、三遊亭花金さん、柳亭信楽さん、柳亭小痴楽さん=東京都豊島区で2026年8月7日、川島一輝撮影 深夜寄席についてQ&A形式で分かりやすくまとめました。 Q 東京で、夜の遅い時間に落語を見られるって聞いたよ。 A 「深夜寄席」のことですね。落語家たちが高座に上がる寄席は主に、昼過ぎから夕方の「昼の部」と、夕方から午後8時前後までの「夜の部」の2部構成になっています。深夜寄席は東京都豊島区の「池袋演芸場」と新宿区の「末広亭」で、前者が毎月第2土曜、後者が第4度土曜の、いずれも午後9時から開かれています。ふだんの寄席に比べて遅い時間に始まることから、深夜寄席と呼んでいます。池袋演芸場は今年9月、約50年ぶりに深夜寄席を復活させ、話題になりました。 Q 深夜寄席にはどんな人たちが出演するの? A 「二つ目」と呼ばれる落語家が高座に上がります。東京で活動する落語家には、大きく分けて「前座」「二つ目」「真打ち」という階級があります。落語家の師匠に弟子入りしてから、前座見習いや前座として修行を積み、二つ目に昇進すると多くの高座で落語を披露できるようになります。真打ちに昇進するまでは10年ほどかかるのが通例で、深夜寄席は、二つ目が落語家として自らの腕を磨く場にもなっています。Advertisement Q 見に行ってみようかな。 A 遅い時間に始まることもあり、入場料の「木戸銭」は1500円と、ふだんの寄席よりも安めになっています。池袋演芸場の深夜寄席は、人気の落語家、蝶花楼桃花さんと柳亭小痴楽さんが、二つ目の活躍の場を増やしたいと、復活に力を尽くしました。桃花さんは「『推し』を見つけるにはすごくいい。将来、大看板になったら『あいつの若い頃見ていた』って言える。こんなにコスパ(コストパフォーマンス、払った費用に対して得られる効果が高いこと)のいいものはないです」とアピールしています。あなたにぴったりの「推し」が、寄席にいるかもしれませんね。【川島一輝】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。