兵庫県尼崎市で2005年にあったJR福知山線脱線事故で妻と妹を亡くし、遺族らでつくる「4・25ネットワーク」世話人を務めた浅野弥三一さんが84歳で亡くなり、関係者から悼む声が相次いだ。 脱線事故で義弟を亡くし、ともに4・25ネット世話人として活動した上田誠さんは「見識が豊富でリーダー的存在だった。浅野さんの事務所で毎週のようにああしようこうしようと話していたことを思い出す。悲しく、残念だ」と話した。 事故で重傷を負い、4・25ネットなどで行動をともにした小椋聡さんは浅野さんが「遺族とJR西日本がともに事故に向き合うことが弔いの入り口に立つことだ」と話していたことを覚えている。 JR西と遺族側が共同で事故を検証する会議や「安全フォローアップ会議」で主要メンバーとして活動した浅野さん。普段は気丈に振る舞っていたが、世話人だけの場では、涙を流すこともあったという。…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。