中国「第二次大戦の成果、尊重されるべき」 択捉島訪問巡り

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中国外務省の毛寧報道局長=北京で2026年1月7日、畠山哲郎撮影 ロシア極東サハリン州は13日、実効支配する北方領土・択捉島を中国黒竜江省の実業家や行政当局者で構成された代表団が訪れたと発表した。ロシアと中国の共同プロジェクトの実現可能性を調査したという。日本政府は同日、中露両国に「受け入れられない」と外交ルートで申し入れた。 茂木敏充外相が14日の衆院予算委員会で明らかにした。茂木氏は「北方領土は歴史的にも国際法上も我が国固有の領土だ」と指摘。「あたかも北方領土がロシア領であるかのような形で入域し、活動することは決して受け入れられない」と述べ、日本政府として中露両国に適切な対応を求めたことを強調した。Advertisement サハリン州の発表によると、代表団にはロシア産海産物の輸入実績がある業者も参加した。実業家らはホテル事業の展開やウニ、ナマコの養殖に関心を示したという。 一方、中国外務省の毛寧報道局長は14日の記者会見で、黒竜江省代表団がサハリン州を訪ねたことを認めたうえで「民営企業による(現地での)商業活動は論評しない」と述べるにとどめ、択捉島への訪問については言及しなかった。また日本側の申し入れに対し、毛氏は「中国側は一貫して世界反ファシスト戦争(第二次世界大戦)の勝利の成果は尊重され、守られるべきだと主張している」と述べ、ロシア寄りの姿勢を示した。【野間口陽、北京・河津啓介】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事【最新記事】