JR福知山線脱線事故の遺族とJR西日本、有識者で設立した「安全フォローアップ会議」について語る浅野弥三一さん=兵庫県尼崎市で2013年4月9日、幾島健太郎撮影 兵庫県尼崎市で2005年にあったJR福知山線脱線事故の遺族らでつくる「4・25ネットワーク」世話人の浅野弥三一(あさの・やさかず)さんが13日、心不全のため死去した。84歳。葬儀は近親者のみで営んだ。喪主は長女吉成充智(よしなり・みち)さん。 脱線事故で妻と妹を亡くした。事故直後に遺族らでつくる「4・25ネットワーク」を発足させ、世話人に就いた。事故原因を調べた国の航空・鉄道事故調査委員会(現運輸安全委員会)の意見聴取会で公述人を務めるなど、JR西日本の安全管理を追及した。Advertisement JR西に働きかけ、09年には加害企業と遺族側が共同で事故を検証する「課題検討会」の設置を実現。公共交通機関の事故では前例のない取り組みで、それに続く「安全フォローアップ会議」と合わせ、主要メンバーとして事故原因の究明や安全な企業風土の確立に尽力した。Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。