JR西荻窪駅近くの路地にごみ収集車が入ってきた。区職員2人が車から降りて、集積所に積み上げられたごみ袋を次々と回収していく=東京都杉並区で、岡礼子撮影 東京23区が家庭ごみ収集・処理費用の一部有料化を検討している。知事の諮問機関がごみ減量のため有料化の可能性に触れたことで注目も集まる。小池百合子知事も「決めるのは23区」としながらも、導入を促す考えを示した。議論の背景に何があるのか。【岡礼子、柳澤一男】 全国のごみの排出量は減っており、23区も1人当たりの量は減少傾向にある。ただ、23区の人口増加は続くと推定され、特別区長会は「ごみの総量は今後増える」と見込む。 23区の総人口は都の7割に当たる約1000万人。そのごみを23区でつくる清掃一部事務組合が運営する清掃工場で焼却している。 17区22カ所にある焼却場の多くは1990年代終わりから2000年代初めごろに整備された。建て替えが重なる35年度ごろから切迫し、同組合は40年度以降に、ごみの量が焼却能力を上回ると推定する。 建て替え時に期待する国の交付金には…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。