6人が死亡した事故の現場=三重県亀山市で2026年3月20日、本社ヘリから大西岳彦撮影 三重県亀山市の新名神高速道路で3月、大型トラックが乗用車に衝突し6人が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪に問われた元トラック運転手、水谷水都代(みつよ)被告(55)=広島県安芸高田市=に対し、津地裁(出口博章裁判官)は20日、求刑通り拘禁刑7年の判決を言い渡した。 起訴状などによると、被告は3月20日未明、新名神高速下り線・野登トンネル出口付近で、スマートフォンを見ながら制限速度(時速50キロ)を超える時速82キロで大型トラックを運転し、渋滞の車列最後尾にいた会社員、松本幸司さん(当時45歳)=静岡県袋井市=一家5人が乗るミニバンに追突。さらに団体職員、高峰啓三さん(同56歳)=埼玉県草加市=の乗用車も巻き込み、計6人を死亡させたとされる。Advertisement 検察側は公判で、被告は事故直前、スマホで動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の料理動画のスクリーンショットを撮ろうとして13秒ほど脇見運転していたと指摘。ダッシュボードにスマホを固定するホルダーを取り付け、日常的にSNSのショート動画などを見ながら運転していたと主張した。 被告は起訴内容を認め、弁護側は運転免許を再取得する意思がないことなどを理由に相応の判決を求めていた。【石本万象】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。